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2012年5月

2012年5月12日 (土)

小松菜■その命名者は?

小松菜が、亀戸大根、練馬大根、谷中生姜、千住葱、目黒の筍、滝野川牛蒡……などと同じく、江戸のブランド野菜だということをご存じでしょうか?

 小松菜の原種は、南ヨーロッパの地中海沿岸の産で、鎌倉時代に中国から日本に入ってきました。
 江戸初期には武蔵国葛飾郡(現:江戸川区)の小松川付近で多く栽培されたため、「葛西菜」と呼ばれるようになり、これを小松川村に住む椀屋九兵衛が品種改良したのが、後に「小松菜」と名付けられた青菜です。
 名付け親は、かの八代将軍・徳川吉宗だと言われています。
 鷹狩りが趣味だった吉宗が、享保4年(1719年)に小松川村を訪れた際、香取神社を御膳所(休憩や食事をする場所)としました。
 小松川村は「鶴御成《つるおなり》」と呼ばれる鶴の猟場の一つで、当時、鶴の肉は鳥類の中でも最高のごちそうとされていました(ちなみに、二番人気は白鳥です)。
 食事時になり、神主の亀井和泉守が、地元で採れる青菜を入れた餅のすまし汁を吉宗に献上したところ、吉宗は青菜の味と香りをたいそう気に入り、その名を尋ねました。
 特に名前はないことを告げると、「では、小松川に因んで小松菜と名付けよ」と命じ、これ以降小松菜は将軍が命名した青菜として人気が上がり、近隣に、やがて全国に広がっていったというわけです。
 命名の地となった香取神社には、現在も「小松菜ゆかり塚」があり、小松菜の産土神が祀られています。
ダイヤモンド・オンライン]より

 地元、江戸川区や新小岩地区にもともと住んでいる人なら小松菜が地元やさいであり江戸からのブランドであることはご存知でしょうが、その命名者が徳川吉宗だったというのはあまり知られていないでしょう。
 こういう話題が取り上げられた事をきっかけに、また小松菜に注目が集まるといいですね。ちなみに江戸川区には「小松菜焼酎」を扱っている酒店もあります。
 

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