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2011年12月 1日 (木)

■小学三年生、四年生、休刊

 小学館は一昨年の小学五年生、六年生に続き小学三年生、四年生の休刊を決めた。学年誌という媒体が時代に合わなくなったのは認めるところだが、自分の小学生のころを考えると雑誌がなくなるというのはいささか寂しい思いだ。
 ところで学年誌にはテレビドラマやアニメなどのコミカライズ作品のほか、オリジナルの漫画作品も連載されていたが、単行本化されるようになったのは「てんとう虫コミックス」シリーズが創刊されてからといっても過言ではない。それ以前は横山光輝の『五郎の冒険』など一握りの作品しか単行本化されず埋もれてしまっていた。また特定の年齢の読者に向けて刊行されていたという特殊性からその存在自体があまり知られていないものも多い。
 これは小学館が漫画単行本シリーズを自社で刊行することが遅れたためと言っていいだろう。新書判単行本ブームに乗って一端は「ゴールデンコミックス」というシリーズを立ち上げながら(『手塚治虫全集』などもこのシリーズで刊行した)、短期にシリーズを終了(厳密には『カムイ伝』など限られたもののみ残した)。その後「てんとう虫コミックス」「少年サンデーコミックス」「フラワーコミックス」などのシリーズを立ち上げるまで、若木書房や秋田書店など他社から、小学館のコミック誌に掲載された作品が単行本化される、いわば空白の時期ができてしまった。その間、学年誌に掲載された作品の単行本化はほとんどなく、そういえば学年誌であんな作品を読んだなあ、と記憶に残る程度であった。また現在でも埋もれたままになっている学年誌掲載の漫画作品は多い。
 学年誌休載というネガティブな状況ではあるが、あらためてその存在に目を向けるキッカケにもなると思うので、埋もれた作品の単行本化にも力を入れてほしいものである。

2011年8月29日 (月)

コミックニュース■情報誌「ぱふ」、休刊

少女マンガの情報誌「ぱふ」休刊

 少女マンガなどを紹介する月刊情報誌「ぱふ」が休刊することが2011年8月26日、雑草社の公式サイトで発表された。
 ぱふは、1974年に発行され、業界の動向や、インタビュー、コラムなどを連載してきた。7月30日発売予定の9月号は発売されておらず、結局、6月30日発売の8月号でひとまず幕を閉じることになった。

[J-CASTニュース]より

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 確かに70年代から80年代にかけての「ぱふ」(A5サイズ)は愛読していましたし、今のようにネットや他の情報誌も数がなかったので貴重な情報源になっていたのは確かでした。
 とはいえ分裂後はあまり手に取ることも亡くなってしまっていたのも事実。「総合漫画情報誌」ではなく「少女漫画情報誌」になっていたのも知りませんでした。
 その役割としてはかなり前に終わっていたのかもしれませんが、休刊することでマンガ史にひとつの時代の終わりを刻むことになりそうです。

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