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2010年8月30日 (月)

本棚の旅■アリサ!/平野 仁

書 名/アリサ!
著者名/平野 仁
出版元/秋田書店
判 型/新書判
定 価/350円(各巻)
シリーズ名/少年チャンピオンコミックス(全4巻)
初版発行日/昭和54年10月10日(第1巻)、昭和54年12月30日(第2巻)、昭和55年2月20日(第3巻)、昭和55年3月5日(第4巻)
収録作品/アリサ!

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 平野 仁、初の少年週刊誌連載作品。すでに「ビッグコミック」では『サハラ』『少年の町ZF』などの作品もあり、劇画家としては知られていたが、少年マンガの世界では異色の起用だったといってもいいだろう。また、劇画家、劇画作品の特徴として原作付きの作画を担当することが多いわけだが、本作は平野のオリジナルで、唯一の長編ともいえる。

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2010年8月27日 (金)

本棚の旅■サイボーグエース/北野英明・ジャック=ラカン

書 名/サイボーグエース
著者名/北野英明(画)、ジャック=ラカン(作)
出版元/若木書房
判 型/新書判
定 価/380円
シリーズ名/コミックメイト
初版発行日/昭和47年10月1日(第1巻)、昭和47年11月10日(第2巻)
収録作品/サイボーグエース

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 昭和46年9月から「少年サンデー」に連載された北野英明初の週刊誌連載作品。物語の舞台は連載時から10年後の1981年9月に設定されていた。
 異常気象により強力な砂嵐が東京を襲い、東京は砂に埋まってしまう。また日本の各地でさまざまな異常現象が起こり、多くの犠牲者がでる。
 東京の砂嵐を治めるため時限装置付きのミサイルを打ち込むが、ミサイルの爆発を待たず砂嵐は消え、さらにミサイルは不発となって砂の中に突き刺さった状態となっている。主人公である健太郎を含めた爆発物処理班がそのミサイルの弾頭を処理するため、ミサイルのある場所に到着したところからストーリーは始まる…。
 不注意から放射能防護服を傷をつけてしまった健太郎はゴローと共に班を離れ本部に戻ることになったが、残った処理班は、そのミサイルがすり替えられたもので地球上にはない金属でできていることに気づき、さらにはミサイルからでる光と音波によって意識を失い、防護服のヘルメットの中に何かを侵入させられてしまう。
 一方本部に戻った健太郎は、念のため薬液シャワーを浴びることになるが、シャワールームで死んだ父の幻影に話しかけられ気を失ってしまう。父の幻影は赤ん坊だった健太郎と両親を襲った恐ろしいできごとについて語っていたのだが…。
 病室のベッドで目覚めた健太郎のもとにゴローがやって来て、ミサイルと処理班の全員が消えてしまったという。それを確かめに行こうとする健太郎の前に戻ってきた処理班だったが、どうも様子がおかしい。処理班のメンバーは司令室を襲い、日本の征服、いや地球の侵略を始めようとするのだった。
 ミサイルのあった場所に戻った健太郎とゴローは流砂のため車ごと砂の中に。窒息して死んでしまうところをすくったのは「サイボーグエース」と名乗る超人だった。
 エースが語るところによると、これはプラズマ星人の地球侵略だという。こうしてサイボーグエース、そして健太郎とゴローの戦いが始まるのだった。
 
 細かい説明は後回しにしてスピーディーに展開するストーリーはなかなか楽しめるが、プラズマ星人が地球を狙っていることをなぜエースが知っていたか、また赤ん坊だった健太郎と両親に起こったことの真実については語られることなく終了してしまったのは残念だ。実は健太郎の両親がこの物語の重要なカギを握っているのだが、そこまで話を進める前に終了してしまった感がある。
 巨大ロボットが登場したかと思えば、それは要塞であり宇宙戦艦でもあるというのはなかなか面白いアイデアだったが、そのスケール感ももうひとつ活かしきれなかったような気がする。
 北野の描く線はスッキリしていて読みやすく、虫プロでアニメーターを経験したことがマンガ作品でも活かされているのだろう。
 北野はこの作品のあと麻雀劇画の第一人者となり、そのジャンルで活躍することになり、この『サイボーグエース』は忘れられた作品のような印象があるのだが、こんなヒーロー作品もあったということを知っておいてもらいたい。
 

2010年8月25日 (水)

■豹マン/南波健二・宮崎 惇

初出/講談社・少年マガジン(1967年42号~1968年17号)
書誌/ひばり書房・シリーズ(全2巻)
   パンローリング・マンガショップシリーズ(全1巻)

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 ピープロダクションが企画した特撮ドラマのコミカライズ作品で、「ぼくら」連載の桑田次郎版に先だって連載されたもの。
「ぼくら」よりも読者の対象年齢が高い「マガジン」だけあって、作画に劇画の南波健二を起用し、実写ドラマのリアリティをコミック版でも表現しようとしていたのかもしれない。また南波の作画はピープロのうしおそうじも気に入り、パイロットフィルムで南波の作画によるイラストを使用していた。

 探偵の秋月光太郎が瀕死の重傷を負い、滝村博士の手で豹マンとして蘇る設定は同じだが、本作では「X300」という薬品によって蘇生されることになっていて、桑田版と微妙な違いがある。
 ストーリーも、原作に宮崎 惇を迎えて宇宙生物の侵略、コンピューター制御の原子力客船の暴走と独自の展開となっているが、パイロットフィルムに登場し、テレビ化されれば豹マンの敵として登場したであろう地底人間が登場しないままに終わったのはちょっと残念な気もする。
 
 南波はこのころすでに貸本マンガでも人気があり『トップ屋ジョー』などのシリーズも知られていたと思うが、「豹マン」という異形のヒーローを描くのには苦労していたようで、桑田版のようなカッコよさが感じられないのが惜しい。
 単行本はひばり書房から全2巻で刊行されていたが、あまり知られていなかった印象がある。実際マンガショップシリーズが再刊されるまで桑田版以外のコミカライズ作品があったことを知らなかった読者もいるのではないだろうか(細かいことをいえばこの2作品以前に永島慎二による『ジャガーマン』もあるのだが)。

2010年8月23日 (月)

■豹マン/桑田次郎

初出/講談社・ぼくら(1968年1月号~7月号)
書誌/朝日ソノラマ・サンコミックス「桑田次郎傑作選」
   パンローリング・マンガショップシリーズ

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 ピープロ企画による特撮テレビ番組として準備が進められていた『豹マン』は、「少年マガジン」そして「ぼくら」でコミック版が先行して連載される共に巻頭グラビアでもパイロットフィルムのスチールが紹介されるなどして、当時に子供たちは放送のスタートを心待ちにしたと思うが、残念ながら本編は制作されることなく消えてしまった。
 コミック版は「少年マガジン」連載の南波健二のものがひばり書房から新書判全2巻で刊行されただけで、桑田版はまとめられないままになっていたが、サンコミックスでようやく第1話と第2話がまとめられ、マンガショップシリーズで未収録だった第3話が印刷物からの復刻という形で収録され、完全版として単行本化された。
 
 知り合いの滝村博士が、ひとり娘のちずるを人質にとられ、超人間の研究成果を狙われていることを知った秋月探偵は、博士に変装してちずるを救出に行くが、瀕死の重傷を負ってしまう。秋月を助けるため博士は未完成だった超人間として蘇らせるのだが…。
 新しい生命として豹の能力をその体に宿した秋月は、全身が豹のような姿になってしまう。しかし意思の集中により人間の姿にも、豹マンの姿にもなれることを、豹の数十倍の能力を発揮できることを知り、正義のために使おうと決心するのだった。
 
 改めて本作を読んでみると、その後石川 賢によって描かれた『魔獣戦線』のアイデアに近いものを感じた。特に第2話に登場する複数の動物をひとつに組み合わせるというのは「魔獣」そのものと言っていいだろう。
 また本作は主に付録として発表されていたためコマ割りも大きく、桑田のスピーディーな描線が生き生きとでているように思われる。ヒーロー作品を多く描いた桑田だが、この『豹マン』はその中でも屈指の作と言っていいのではないだろうか。ストーリー運びやコマ割りのテンポは言うまでもなく、「豹マン」というキャラクターが実に生き生きとしている。
 パンローリング版は完全収録ではあるが、初版では数か所ページの入れ違いがある。まことに残念である。

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