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2009年10月14日 (水)

■赤んぼ少女/楳図かずお

初出/講談社・少女フレンド(1967年・30号~39号)
書誌/佐藤プロ・花文庫20(B6版/全1巻)
     秋田書店・秋田サンデーコミックス(全1巻/のろいの館)
     秋田書店・秋田漫画文庫(旧)(全1巻/のろいの館)
     小学館・BCシリーズ(楳図かずお恐怖劇場/第1巻)
     小学館・SVC(恐怖劇場/1巻)
     角川書店・角川ホラー文庫(全1巻)
     小学館・楳図パーフェクション(全1巻)

 ある意味、楳図かずおの恐怖漫画の中では一番有名な作品と言っていいかもしれない。が、多くの読者は原題である『赤んぼ少女』としてではなく、秋田サンデーコミックス版の『のろいの館』として読んでいるのではないだろうか。
 かわいいはずの赤ちゃんが顔を背けたくなるような形相で迫ってくるというこの作品も、楳図かずおらしい人間の心理をえぐる内容になっている。とはいえビジュアルの怖さというか、怪物が登場するということにこだわったためか、赤んぼ少女であるタマミの異常な能力を描きながら、その理由には触れないで終わってしまった感もある。盛り上げるだけ盛り上げながら、急展開のラストはもしかしたら作者の意図していたことではなかったのかもしれない。
 楳図作品には「美」と「醜」の対立とか葛藤というテーマがよく扱われるが、本作でも主人公・葉子の「美」に対するタマミの「醜」という構図が描かれている。これは髙也という青年が登場することで、さらに明確にされていく。
 これら上辺だけの(ビジュアルだけの)怖さではないものが、楳図作品が長く読まれ続けている理由のひとつといえるだろうし、本作も発表から40年を経て、2008年に劇場映画化されたことでも、その根底に流れるストーリーの確かさが証明されているだろう。

 

※書誌は「半魚文庫 http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/~hangyo/hobby/ume.htm」を参考にさせていただきました。

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