現在時間

  • 現在時間
フォト

ANOTHER STYLE について

  • : ANOTHER STYLE
    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

涼風家の電子書籍

  • ブクログ

本棚



FB

アルファポリス

2011年8月 1日 (月)

涼風家シネマクラブ■さくや妖怪伝

監督/原口智生 特技監督/樋口真嗣
キャスト/安藤 希、山内秀一、嶋田久作、逆木圭一郎、黒田勇樹、松坂慶子、丹波哲郎、藤岡 弘、ほか。
2000年/88分/日本

 80年代以降、シリーズものの特撮作品以外時代劇が目立っている印象が強いのだが、本作もそのひとつ。撮影自体、時代劇はロケ地など難しいのではないかと思えるのだけれど、設定を作るのは現代劇よりもやりやすいのかもしれないし、「昭和ゴジラシリーズ」と違って対象とする観客の年代が子供だけではなくなったということも大きいのかもしれない。また、ほとんどの作品で刀や妖術的なものが取り上げられていて、日本的な剣と魔法の世界観なのかもしれない。
 本作で最初に思ったのは、主人公・榊 咲夜を演じる安藤 希のことだ。ルックスや演技は申し分ないのだが、どうにも声に迫力がない。アニメ作品であればキャラクターのビジュアルと声のイメージを別々に選択できる(キャスティング)わけだが、実写作品ではそれができない分、ビジュアルのイメージは合っていても演技が物足りなかったり、今回のように声のイメージが違っていたりということも起こる。まあこの年代の少女に迫力のある声を要求すること自体が、こちらのイメージが違っているのかもしれませんけどね。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■さくや妖怪伝" »

2011年7月25日 (月)

涼風家シネマクラブ■キューティーハニー

監督/庵野秀明 特撮監督/神谷 誠
キャスト/佐藤江梨子、市川実日子、村上 淳、及川光博、片桐はいり、手塚とおる、篠井英介、京本政樹、吉田日出子、ほか。
2004年/93分/日本

 本作が公開された前後には『キャシャーン』や『鉄人28号』といった漫画やアニメを元にした実写作品が相次いで公開されたが、そのいずれもが原作にあたる作品の要素だけを借りたオリジナル作品であって、いわゆる「別物」となっているが、それは本作でも同じことがいえる。もっともイヤなのは茶化しすぎている点であって、こんな事をするなら作ってほしくなかったとまで思ってしまう。
 まあ、それはそれとして、エンタテインメントとして映画を捉えるのであれば「面白かった」と劇場を出ることのできる仕上がりにはなっているといえるだろう。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■キューティーハニー" »

2011年7月18日 (月)

涼風家シネマクラブ■タオの月

監督/雨宮慶太
キャスト/永島敏行、阿部 寛、吉野紗香、森山裕子、榎本孝明、谷 啓(特別出演)、ほか。
1997年/96分/日本

 異星の破壊兵器が戦国時代の日本に…という設定のSF時代劇。マカラガと呼ばれるそれを封印するため、そしてそれを手に入れて革命を起こすため、3人の異星人がやってくる。この異星人は森山裕子の3役となっている。
 一方、隕石の形で地上に落ちたマカラガを包んでいた金属で打った、岩をも断ち切り、刃こぼれを刀自らが修復するという、これまで見たこともない刀の存在を知った戦国武将、忠興は、疾風と元軍師の酔狂のふたりに刀の出自を探らせる。しかし酔狂には、その刀を作り出した者が、角行であることがわかっていた。戦国の世を支配しようと企む角行は、マカラガから感じる底知れない力を使おうと野伏を集め周辺の村々を襲い、勢力を拡大していた。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■タオの月" »

2011年7月11日 (月)

涼風家シネマクラブ■未来忍者 慶雲機忍外伝

監督/雨宮慶太
キャスト/横山 誠、森下恵理、河井半兵衛、井田弘樹、牧 冬吉、山本昌平、ほか。
1988年/73分/日本

 本作は雨宮慶太初監督作品。1988年にオリジナルビデオ作品としてリリースされたあと、2003年にDVDとしてリリースされた。VHS版では73分だったが、DVD版は72分である。今回はDVD版で鑑賞した。
 作品タイトルでもある「未来忍者」はもともとアーケード用アクションゲームのタイトルであり、本作はゲームを原作とした映像化作品という位置づけになるが、ゲームの開発が遅れたため本作のリリースの方が早かったという。タイトルの「外伝」はゲームからのスピンオフという意味合いだろう。
 で、「未来」ではあるのだが時代設定は戦国的なチャンバラの世界。しかしアンドロイドのような機忍が存在し、戦車のような城が出てきたり、刀だけではなく機関銃まで撃ち合っている。
 機忍を操る黒鷺軍は、異世界からこの世界を侵略しようとしているなぞの団体で、人の肉体や能力を元に機忍を作り出している。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■未来忍者 慶雲機忍外伝" »

2011年7月 4日 (月)

涼風家シネマクラブ■ZIPANG/ジパング

監督/林 海象
キャスト/高島政宏、安田成美、修健、鰐淵晴子、平幹二朗、ユキオ・ヤマト、ほか。
1990年/118分/日本

 お尋ね者にして江戸時代のトレジャーハンターとも言うべき、地獄極楽丸とその一行。その賞金首を取ろうと後を追う美人賞金稼ぎの鉄砲お百合と菊丸。また地獄極楽丸一行が見つけた黄金の刀を奪おうと、徳川家康の配下、服部半蔵とその忍者軍団までからんできた末に、舞台は時空を越えて古代の日本へとジャンプする。
 前半というか、作品冒頭には地獄極楽丸のキャラクターを紹介するような形で派手な殺陣が用意されていて、ワンカットによる地獄極楽丸の50人斬りという、本来クライマックスでもいいようなシーンもある。しかし本作の本筋はこのあとから展開していく。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■ZIPANG/ジパング" »

2011年6月27日 (月)

涼風家シネマクラブ■帝都大戦

監督/一瀬隆重
キャスト/加藤雅也、南 果歩、嶋田久作、丹波哲郎、日下武史、ほか。
1989年/107分/日本

 昭和20年、辰宮雪子は自らの能力を畏れ看護婦としてひっそり暮らしていた。が、東京大空襲をキッカケに多くの人々の血が流れた帝都では怨霊が目覚め、ふたたび加藤保憲が目覚めるのだった。また戦況の悪化を打開すべく、政府は密かに呪術による連合国首脳の暗殺を計画し、実験を勧めていた--。
 前作『帝都物語』がサイキックSFホラーであると同時に、明治・大正・昭和の帝都をパノラマ的に見せてくれたのとは対照的に、本作では嶋田久作演じる加藤と、サイキック能力を持つ中村を演じる加藤雅也との超能力対決が軸となっている。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■帝都大戦" »

2011年6月20日 (月)

涼風家シネマクラブ■帝都物語

監督/実相寺昭雄
キャスト/石田純一、島田久作、原田美枝子、平幹二朗、勝新太郎、ほか。
1988年/135分/日本

 荒俣 宏のベストセラーを原作とし、特撮ファンに人気の実相寺昭雄が監督したスケールの大きい伝奇作品。もっとも個人的にはシナリオを担当した林 海象に注目したい。というのも原作を、部分的とはいえここまでまとめていることと、ともすれば分かりにくい(とくに公開当時としては)世界観や専門用語をうまく見せている点など、本作におけるシナリオの役割は大きいといえる。また映像的にも、実相寺節ともいえる独特のアングルはあまり多用されず、むしろ林 海象作品的な画面という印象すら受けてしまう。
 特撮に関しては、本作が劇場公開作品では初めてとなるハイヴィジョン合成を使用しているとのこと。公開当時、H・R・ギーガーがデザインした護法童子と原田美枝子の対決シーンの合成作業をテレビの特番で観た記憶もある。また実相寺監督はNHKの初期のハイヴィジョン番組などにも参加していたので、この手法を取りいれる環境にもあったのだろう。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■帝都物語" »

2011年6月13日 (月)

涼風家シネマクラブ■透明人間

監督/小田基義 撮影・特技指導/円谷英二
キャスト/河津晴三郎、三條美紀、土屋嘉男、高田 稔、ほか。
1954年/70分/日本

 東宝が『ゴジラ』に続いて制作した特撮作品で、のちの『ガス人間~』や『液体人間』など「変身人間シリーズ」の先駆的作品とされている。
 透明人間というアイデア自体は小説、また海外の映画からのものだが、第二次大戦中の日本軍の秘密特攻部隊として作られたものと設定。透明化する理由も科学的な説明がなされている。
 観客の興味としては、透明人間の映像的な表現だと思うが、合成もよくできていて感心した。もちろんこれはモノクロ作品ということも功を奏していたと思う。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■透明人間" »

2011年6月 6日 (月)

涼風家シネマクラブ■日本誕生

監督/稲垣 浩、特技監督/円谷英二
キャスト/三船敏郎、司 葉子、香川京子、鶴田浩二、平田昭彦、ほか。
1959年/180分/日本

 本作は昭和三十四年度の芸術祭参加作品であり、東宝映画1000本目の記念作品でもある。作品のスケールも大きいが、二部構成、合計180分という大作となっている。
 実はこの作品を観たのはDVDになってから。
 これまで特撮や怪獣関連の書籍などで知っていた本作のイメージといえば三船敏郎演じるスサノオノミコトとヤマタノオロチの対決くらいのもので、特撮シーン自体もあまりないのだろうと思っていたのだが、これはとんでもない誤解で、冒頭のシーンから特撮であり、全編特撮や合成を多用した作品だった。また特撮シーン以外でもロケシーンとスタジオ撮影をうまく組み合わせて画面のスケール感を出している。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■日本誕生" »

2011年5月30日 (月)

涼風家シネマクラブ■昆虫大戦争

監督/二本松嘉瑞
キャスト/園田啓介、川津祐介、新藤恵美、チコ・ローランド、キャシィ・ホーラン、ほか。
1968年/84分/日本

『宇宙怪獣 ギララ』の二本松監督によるSFパニック(?)映画。
 猛毒を持った昆虫の群れが人類の絶滅を企てるというのが主な流れではあるが、東西冷戦下の世界で、反戦・反核をテーマにしたシリアスな作品でもある。
 昆虫軍団には蜜蜂を使っており、針で刺されるというイメージと羽音で恐怖心を喚起させてはいるが、実際見ているともっとグロテクスな昆虫であったらという気もしてしまう。
 水爆を積んだ爆撃機が昆虫の群れに襲われて墜落。パラシュートで乗員と水爆は難を逃れるが、水爆の落下地点はわからなくなってしまう。

続きを読む "涼風家シネマクラブ■昆虫大戦争" »

より以前の記事一覧

いらっしゃいませ

  • :
2015年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

BEST リンク

オススメっ!

黙って聞け

  • ヒデ夕樹: スーパーベスト
    ヒデとロザンナで知られるヒデはソロ活動で、アニソンを歌っていたことでも知られるが、そんな彼の代表的な作品を1枚に。「この木なんの木」も2ヴァージョン収録。 (★★★★)
  • 佐井好子: 胎児の夢/蝶のすむ部屋
    伝説のシンガーソングライター・佐井好子の傑作アルバム「胎児の夢」とラストアルバム「蝶のすむ部屋」をカップリングしてCD化したもの。 コレを聞かずして日本のフォークは語れません。 (★★★★★)
  • PANTA: 2002/NAKEDTOUR
    PANTAの2002年、迫力のライブ! (★★★)

星空

あし@

  • あし@

タグふれんず

ランキング

  • :
    RSS feed meter for http://a-s.cocolog-nifty.com/another_style/ ちょっとクリックしてみて!
無料ブログはココログ