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2018年10月29日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ユイスマンス コレクション

■ユイスマンス コレクション

 J-K・ユイスマンスの著書で最初に手にしたのは創元推理文庫帆船マークの『彼方』だった。1981年ごろだったろうか。
 そのあと地元の古書店に桃源社の「世界異端の文学」シリーズから出ていた『大伽藍』『さかしま』『彼方』がずいぶん前から棚に並んでいるのに気づいて、しばらく悩んでから手に入れた(そのとき同じシリーズのクロソウスキー『肉の影』もあったはずなのだが、これは買わなくて、いまごろになって後悔していたりする)。
 で、どこの古書目録だったか忘れてしまったが薔薇十字社の『腐乱の華』が載っていたのを見つけて手に入れた(同時にゴーチェの『或る夜のクレオパトラ』も)。ここまで80年代前半のことだったと思う。
 桃源社の「世界異端の文学」から出ていた3タイトルのうち『彼方』だけが創元推理文庫帆船マークで刊行されているわけだが、桃源社では「ユイスマンス」ではなく「ユイスマン」と表記されていて、訳者の田辺貞之助氏の了解を得て、通例に習ってユイスマンとしたという旨の一文がある。もしかしたら田辺氏がユイスマンスと表記したものを出したかったのかも? などと妄想したりもする(実際、桃源社版でも訳者による解説では「ユイスマンス」で押し通している)。
 もちろん『彼方』がジル・ド・レイを扱った、怪奇・幻想テーマの「帆船マーク」にふさわしい内容だったということもできるだろうが、『大伽藍』にしても『さかしま』にしても「帆船マーク」として刊行できる作品には変わりないという気がする。
 そのあと90年代になってからだったと思うが『大伽藍』『さかしま』も新訳の箱入り本が刊行されていた。この時はもうすでに持っているものでもあり、それほどユイスマンスにこだわらなくなっていたので買わなかった。

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大伽藍
桃源社・世界異端の文学
昭和41年3月10日初版発行

さかしま(渋澤龍彦訳)
桃源社・世界異端の文学
昭和41年8月20日初版発行

彼方
桃源社・世界異端の文学
昭和41年10月30日初版発行

彼方
東京創元社・創元推理文庫帆船マーク
1975年3月28日初版発行

腐乱の華 スヒーダムの聖女リドヴィナ
薔薇十字社
1972年11月20日初版発行

2018年10月22日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■串田孫一 コレクション

■串田孫一 コレクション

 80年代後半、バイト先の近くの古書店に講談社文庫の『随想集 光と翳の領域』があって、状態がちょっと痛んでいたのだけれど、しばらく悩んだ末に購入した。当時は講談社文庫の旧装丁を集めていて、この『光と翳の領域』はそのとき初めて見たものでレアな印象があった。これが串田の著書を最初に手にしたものだ。
 串田孫一という名前だけはそれ以前から耳にしていて、エッセイストのような印象があった。これは「随想集」となっているが幻想的な短編小説も含まれていて、ちょっと不思議な感覚になる一冊ではある。
 なにより文章が僕の好みだったので、講談社文庫の『物語 愛と幻想』を見つけたときにはすぐに買った。また『光と翳の領域』も状態が持っているものよりいいものがあったのでダブっているのを承知でもう一冊買った。
 その後数年してから平凡社ライブラリーから出た『博物誌(上・下)』『エッセイ選 Eの糸切れたり』を新刊で買った。
『博物誌』は気ままに開いて拾い読みする愛読書になっている。

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随想集 光と翳の領域
講談社・講談社文庫 C25
昭和48年4月25日初版発行

物語 愛と幻想
講談社・講談社文庫 A593
昭和55年1月15日初版発行

博物誌・上
平凡社・平凡社ライブラリー
2001年7月10日初版発行

博物誌・下
平凡社・平凡社ライブラリー
2001年8月10日初版発行

エッセイ選 Eの糸切れたり
平凡社・平凡社ライブラリー
2003年1月10日初版発行

2018年10月15日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■山尾悠子 コレクション

■山尾悠子 コレクション

 山尾悠子はハヤカワ文庫JAから出ていた『夢の棲む街』を最初に手に入れた。女流作家の面白い作品を探していたことに加えてSFジャンルということでも興味を持った。
 そのすぐあと徳間書店から刊行された『仮面物語』も手に入れたのだが、これは読み始める前に友人が欲しがり譲ってしまった。たしかになかなか見つからない本のひとつだったと思う。その後数年して古書市かなにかで見つけて改めて購入した。
 当初はSFジャンルの作家だったが、すぐにジャンルから離れて幻想文学や純文学の作家という印象に変わっていた山尾だったが、けっきょく著書はこの二冊だけしか持っていない。国書刊行会から出た全一巻の作品集成も気にはなったのだが、定価がちょっと高すぎて購入には至らなかった。当時のパンフレットがあったので掲載しておく。

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夢の棲む街
早川書房・ハヤカワ文庫JA 107
昭和53年6月30日初版発行

仮面物語 或は鏡の王国の記
徳間書店
1980年2月29日初版発行

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2018年10月 8日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ロード・ダンセイニ コレクション

■ロード・ダンセイニ コレクション

 ダンセイニの名前は幻想文学、SF小説のジャンルで見知っていたが、実際に著書を手に入れたのはけっこうあとになってからだ。
 河出文庫から全集的な4巻本が刊行された時点でも横目で見て素通りしてしまったようなところがあって、刊行後しばらくたってから「やはり気になるものは買っておこう」という気持ちで手にしたのだが、1、2巻は新刊書店では初版がなかったり、あっても帯がなかったりで、3、4巻だけを買い、1、2巻は持っていない。
 ハヤカワ文庫のほうは古書店で見つけたものだ。『魔法使いの弟子』はタイトルも惹かれるが、なんといってもカバーイラストを萩尾望都が担当していたのがいい。

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ペガーナの神々
早川書房・ハヤカワ文庫FT 5
昭和54年3月15日初版発行

魔法使いの弟子
早川書房・ハヤカワ文庫FT 30
昭和56年4月30日初版発行

時と神々の物語
河出書房新社・河出文庫
2005年9月20日初版発行

最後の夢の物語
河出書房新社・河出文庫
2006年3月20日初版発行

2018年10月 1日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■トーベ・ヤンソン コレクション

■トーベ・ヤンソン コレクション

 トーベ・ヤンソンは「ムーミンシリーズ」の作者として知られているし、多くの読者は「ムーミンシリーズ」以外はあまり読んでいないのではないかと思う。
 多くの人がそうであるように僕も『ムーミン』をアニメで知った。原作であるヤンソンの本が出ていることもその後知ったわけだが、子供のころからの読書好きというわけではなかったので、原作本を手にしたのはずいぶんあとになってから、そう講談社文庫の旧装丁を集めようと思ってからだ。90年代の前半だったろうか。
 もっとも初版以外は所有しないというコレクター意識もあったので、原作本の存在に気づいたときすでに増刷が繰り返されていたものを手に入れようと思わなかったというのもある。
 けっきょく講談社文庫を古書店で探し始めてからも全巻を初版で揃えることができないままとなっている。
『彫刻家の娘』も講談社文庫から出ていた。「ムーミンシリーズ」と違ってこちらはあまり注目されなかったのか古書店で目にするのは初版ばかり。
 ちくま文庫から出たのはヤンソンの再評価というか、「ムーミンシリーズ」以外の作品にも注目され始めたころだった。

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ムーミン谷の夏まつり
講談社・講談社文庫 AA93
昭和54年8月15日初版発行

ムーミン谷の冬
講談社・講談社文庫 AA96
昭和54年11月15日初版発行

ムーミンパパ海へいく
講談社・講談社文庫 AA111
昭和55年7月15日初版発行

ムーミン谷の十一月
講談社・講談社文庫 AA116
昭和55年10月15日初版発行

彫刻家の娘
講談社・講談社文庫 D24
昭和48年7月15日初版発行

トーベ・ヤンソン短篇集
筑摩書房・ちくま文庫
2005年7月10日初版発行

誠実な詐欺師
筑摩書房・ちくま文庫
2006年7月10日初版発行

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