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2011年8月 9日 (火)

涼風家アニメクラブ■銀色の髪のアギト

監督/杉山慶一、原案/飯田馬之介
キャラクターデザイン/緒方剛志
キャスト/勝地 涼、宮崎あおい、古手川祐子、濱口 優(よゐこ)、ほか。
アニメーション制作/GONZO
2005年/日本/95分

 地球の緑化のために、月面で遺伝子を操作し、新しい植物を研究していたときに、その植物は怪物化し、研究ドームを飛び出して地球上に襲いかかって行く。地上は破壊され、人類は絶滅の危機に瀕する…。それから300年。
 渇ききった地上では、森(植物)に脅かされながら、人々は暮らしていた。慢性的に水不足であり、森が許す量しか水を得られない。
 主人公・アギトが暮らす「中立都市」は、森との共存を模索していたが、必要に迫られて水を盗みに森に侵入する者たちは絶えなかった(アギトのような少年もそのひとり)。そんなある日、水を盗みに森の中に入ったアギトは、見つかり追われて、さらに奥深くへと逃げていくのだが、そこでカプセルの中に眠る少女・トゥーラと出会うのだ。
 トゥーラは地上が植物に襲われた時にカプセルに入り難を逃れた生き残りのひとりで「過去から来た」少女になる。同様に5年前に目覚めた「過去から来た」男、シュナックは「中立都市」で暮らしたあと、森と敵対する軍事都市ラグナに移り住んでいたが、トゥーラが目覚めたことを知ると、トゥーラが持っている過去のテクノロジーの秘密を手に入れようと行動をはじめるのだ。

 過去の文明的な生活が忘れられないトゥーラはシュナックと共に過去のテクノロジーを発動させることを選ぶが(実はトゥーラの父親が残したもの)、森の力を得て「銀色の髪(強化体)」となり、森の破壊を阻止しようとするアギトの純粋な思いに心を動かされていく…。
 数々のテレビアニメーションなどで、そのデジタル技術で美しい映像を見せつけている「GONZO」の劇場オリジナル作品である。
 過去の高層ビル群が荒廃している未来世界や、ユニークなメカ、美しい森の情景など、大きな画面で圧倒する映像はさすがである。またオープニング、エンディングを担当しているKOKIAの歌声も作品世界に合っていて、よりイメージを深めてくれている。時間に余裕があれば、ゆっくり鑑賞して欲しい作品だ。

「微熱」06年2月号掲載

・付記/「AKIRA」や「風の谷のナウシカ」といった過去の作品の影響が、随所に見られ、ある意味うんざりもする。人によってはそれを「リスペクトしている」と喜ぶかもしれないが、個人的には模倣にしか見えない。簡単にいってしまうと『未来少年コナン』+『風の谷のナウシカ』+『天空の城ラピュタ』とジブリ作品の要素に『AKIRA』的なSFっぽいテイストが加えられた継ぎ接ぎ作品。またストーリー自体も、主人公側の思想に共感しきれないものがあり、どこか強引に感じてしまう。つまりはエコロジカルな思想を提示すれば、見ているものの共感を得られるという思い込みを感じるのだ。初めに結論ありきで、それに向かっての伏線も感じられない。トゥーラがアギトに共感していくところが見ていてまったく同調できないというのが大きな理由だろう(正直「なんでそこで共感できるの?」と疑問にすら思ってしまう)。「GONZO」という会社が、劇場作品として打ち出したにしてはお粗末な作品だろう。

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