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2011年6月13日 (月)

涼風家シネマクラブ■透明人間

監督/小田基義 撮影・特技指導/円谷英二
キャスト/河津晴三郎、三條美紀、土屋嘉男、高田 稔、ほか。
1954年/70分/日本

 東宝が『ゴジラ』に続いて制作した特撮作品で、のちの『ガス人間~』や『液体人間』など「変身人間シリーズ」の先駆的作品とされている。
 透明人間というアイデア自体は小説、また海外の映画からのものだが、第二次大戦中の日本軍の秘密特攻部隊として作られたものと設定。透明化する理由も科学的な説明がなされている。
 観客の興味としては、透明人間の映像的な表現だと思うが、合成もよくできていて感心した。もちろんこれはモノクロ作品ということも功を奏していたと思う。

 またストーリー自体も、透明人間の悲哀がよく描かれていて心に残る名作といっていい。
 このあと東宝特撮作品には頻繁に登場する土屋も、新聞記者役で登場し、前半では土屋が主役かと思うくらいの活躍ぶりである。のちに『ガス人間』として登場するのも、あるいはこの作品が伏線になっていたのかもしれない。
 第一作『ゴジラ』同様、モノクロ作品ということもあってかテレビ等で放映される機会も少なく(というより個人的には放映されたという記憶はないのだが)、ビデオ化、DVD化でようやく鑑賞できたという特撮ファンも多いのではないかと思う。作品自体の完成度の高さからいえば、これは非常に残念なことだったのではないだろうか。
 特撮に関していえば、透明人間の表現のほか、派手な合成はないように思っていたところ、クライマックスで突然、ガスタンクが爆発するというシーンが登場。このあたりの合成も違和感のない仕上がりになっている。
「変身人間シリーズ」がそうであるように、この『透明人間』もストーリーの根底にある人間としての愛憎がうまく表現されているので、特撮ということだけではなく、一本の映画として未見の方にはぜひ観ていただきたい作品である。

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