現在時間

  • 現在時間
フォト

ANOTHER STYLE について

  • : ANOTHER STYLE
    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

涼風家の電子書籍

  • ブクログ

本棚



FB

アルファポリス

« 涼風家シネマクラブ■吸血髑髏船 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■日本誕生 »

2011年5月30日 (月)

涼風家シネマクラブ■昆虫大戦争

監督/二本松嘉瑞
キャスト/園田啓介、川津祐介、新藤恵美、チコ・ローランド、キャシィ・ホーラン、ほか。
1968年/84分/日本

『宇宙怪獣 ギララ』の二本松監督によるSFパニック(?)映画。
 猛毒を持った昆虫の群れが人類の絶滅を企てるというのが主な流れではあるが、東西冷戦下の世界で、反戦・反核をテーマにしたシリアスな作品でもある。
 昆虫軍団には蜜蜂を使っており、針で刺されるというイメージと羽音で恐怖心を喚起させてはいるが、実際見ているともっとグロテクスな昆虫であったらという気もしてしまう。
 水爆を積んだ爆撃機が昆虫の群れに襲われて墜落。パラシュートで乗員と水爆は難を逃れるが、水爆の落下地点はわからなくなってしまう。

 アウシュビッツで生き残った女性が、人間不信から毒虫を育てていたりもするが、実のところ昆虫自身の意志で人類の滅亡を目指していることがわかる。それは核という人類以外にもあらゆる生物を滅亡させる兵器を作り、使おうとしている人類に対する自然界からの意志表示ともいえる。
 さらにラストが衝撃的。一縷の望みを残しつつも登場人物のほとんどが死んでしまうという絶望的な展開となっている。
 特撮は協力という形で日本特撮映画株式会社が参加。川上景司らの名前がクレジットされている。
 松竹で作られた怪獣がギララだけだったのは残念であるし寂しい感じがしていたが、本作を見て、怪獣映画が子ども向けになってしまっていた時期に、怪獣を扱ったシリアスな特撮映画が難しかったのではないかという気がした。
 とはいえ日本においては特撮でシリアスな内容を描くということがそのあと定着しなかったのは残念なことである。

« 涼風家シネマクラブ■吸血髑髏船 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■日本誕生 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 涼風家シネマクラブ■昆虫大戦争:

« 涼風家シネマクラブ■吸血髑髏船 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■日本誕生 »

いらっしゃいませ

  • :
2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

BEST リンク

オススメっ!

黙って聞け

  • ヒデ夕樹: スーパーベスト
    ヒデとロザンナで知られるヒデはソロ活動で、アニソンを歌っていたことでも知られるが、そんな彼の代表的な作品を1枚に。「この木なんの木」も2ヴァージョン収録。 (★★★★)
  • 佐井好子: 胎児の夢/蝶のすむ部屋
    伝説のシンガーソングライター・佐井好子の傑作アルバム「胎児の夢」とラストアルバム「蝶のすむ部屋」をカップリングしてCD化したもの。 コレを聞かずして日本のフォークは語れません。 (★★★★★)
  • PANTA: 2002/NAKEDTOUR
    PANTAの2002年、迫力のライブ! (★★★)

星空

あし@

  • あし@

タグふれんず

ランキング

  • :
    RSS feed meter for http://a-s.cocolog-nifty.com/another_style/ ちょっとクリックしてみて!
無料ブログはココログ