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2011年5月 2日 (月)

涼風家シネマクラブ■幽霊屋敷の恐怖・血を吸う人形

監督/山本迪夫
キャスト/松尾嘉代、中尾 彬、中村敦夫、小林夕岐子、南風洋子、高品 格、ほか。
1970年/71分/日本

「血を吸う」シリーズの第一作。監督はシリーズの中ではこれが一番好きだという。
 このシリーズでは象徴的に「人形」「眼」「薔薇」とタイトルが付けられているが、本作の「人形」がもっとも謎めいているかもしれない。というのも人形が血を吸うというわけではないから。さらに言ってしまえば「吸血鬼」は登場しない。
 監督はもともとホラーというよりヒッチコック的なショッカーな作品を作りたいと考えていたようで、そういわれてみると本作は『サイコ』的な雰囲気がないわけではない。
 恋人に会いに出かけた兄が帰宅せず、連絡もないことに不信を持った妹は、彼とともに兄の恋人の家を訪ねる。しかし兄の恋人はすでに事故で亡くなったと知らされ、兄もそれを知って帰ったというのだが…。古い洋館にはその母親と下働きの男だけが住んでいたが、何かを隠しているのでは、と感じた妹は兄の行方を突き止めようとする。

 その家にまつわる話や、下働きの男の怪しい行動など、謎が謎を呼んでいく。
 そして、死んだはずの兄の恋人が妹の前に現れ…。
 テレビや映画で名脇役として活躍した高品 格が不気味な下働きの男として登場しているのだが、個人的に「いいおじいさん」役のイメージがあったので本作での高品は意外であり、新鮮だった。
 特撮は予算の関係もあってほとんど合成画面は使っていない。正面から吸血鬼を扱った他のシリーズ2本と違いメイクも特別凝ってはいない。が、生身の人間なのに怖い洋館の女主人や夜の森の中で突然襲ってくる高品 格など、見どころは満載。
「眼」「薔薇」で見事に和製吸血鬼を描いた山本監督だが、本作でもヒッチコック的ショックスリラーを日本的に表現していたといえるだろう。その意味では他の2本とは違う意味で本作は日本映画史に残る作品といっていいように思う。
 

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