現在時間

  • 現在時間
フォト

ANOTHER STYLE について

  • : ANOTHER STYLE
    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

涼風家の電子書籍

  • ブクログ

本棚



FB

アルファポリス

« 涼風家シネマクラブ■緯度0大作戦 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■地球防衛軍 »

2010年10月27日 (水)

涼風家アニメクラブ■映画クレヨンしんちゃん/アクション仮面VSハイグレ魔王

監督/本郷みつる
キャスト/矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、玄田哲章、野沢那智、ほか。
1993年/95分/日本

 いまやゴールデンウィークの定番劇場アニメとして毎年公開されているシリーズの第1作。
 このシリーズは、テレビと劇場では、実はパラレルワールド的な関係ということになっていたような気がするのだが、劇場版第1作である本作ではまだテレビ版の延長線上にあるというか、テレビの特番を劇場に持っていった感がないわけでもない。その後の劇場版の特徴でもあるクレイアニメによるオープニングではなく、テレビと同じオープニングを使用している点でも、「劇場版」という仕切りはあえて置かなかったのではないかと推察される。アクション仮面を中心にしたストーリーという点でもテレビ版の特番というところからスタートしていた企画だったのではないかという気がする。この作品が公開された当時、テレビ版でもアクション仮面やカンタムロボなどのエピソードは特番のときに作られることが多かったからだ

 本作によって、しんのすけはテレビで観ているだけのアクション仮面と個人的に親しくなるが、これはテレビ版にも受け継がれる設定となっている。また、クライマックスではアクション仮面と共にハイグレ魔王と戦うしんのすけだが、その後の劇場版のような「思い」を込めた演出にはなっていない。
 全体として、やはり「テレビ版のクレヨンしんちゃん」をもっとじっくりとという印象であり、しんのすけの日常を描くシーンでは特にゆったりした演出となっている。
 オープニングのアクション仮面のシーン、しんのすけがカードを手に入れる駄菓子屋のシーン、野原一家がアクションアトラクションランドに入っていくシーンなど、テレビ版ではなかなか劇場版だからじっくりできたという印象のシーンもあり、普段テレビ版を楽しみにしているファンへのサービスという印象も強い。ことに冒頭のアクション仮面の動きはかなり凝っている。
 その後の劇場版における第一のテーマ「家族愛」もひまわりが生まれていないこの時期ではそれほど前面には出てきていない。とはいえテレビ版の世界観を広げ、『クレヨンしんちゃん』という作品の人気を確固たるものにしたという功績はあったのではないだろうか。
 ちなみに、アクション仮面は『仮面ライダー』を意識しているのは確かだが、それも平成ライダーというより1号、2号時代のライダーという印象が強い。これはしんのすけ世代の子供たちに向けているというより、原作者やアニメ制作者、さらには視聴者であるしんのすけ世代のこどもたちの親が楽しんでいるといっていい。本作の冒頭で撮影時の事故でアクション仮面を演じる俳優が怪我をするシーンがあるが、これも『仮面ライダー』初期の実際のエピソードを思い起こさせる。またアクション仮面カードというアイテムも、ライダーカードから来ているのだろう(もちろん本作公開時がトレーディングカードの流行していた時期とも重なっているだろうが)。
 このような意味ではアニメファンだけでなく特撮のファンにも楽しめる作品であるともいえる。

« 涼風家シネマクラブ■緯度0大作戦 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■地球防衛軍 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 涼風家シネマクラブ■緯度0大作戦 | トップページ | 涼風家シネマクラブ■地球防衛軍 »

いらっしゃいませ

  • :
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

BEST リンク

オススメっ!

黙って聞け

  • ヒデ夕樹: スーパーベスト
    ヒデとロザンナで知られるヒデはソロ活動で、アニソンを歌っていたことでも知られるが、そんな彼の代表的な作品を1枚に。「この木なんの木」も2ヴァージョン収録。 (★★★★)
  • 佐井好子: 胎児の夢/蝶のすむ部屋
    伝説のシンガーソングライター・佐井好子の傑作アルバム「胎児の夢」とラストアルバム「蝶のすむ部屋」をカップリングしてCD化したもの。 コレを聞かずして日本のフォークは語れません。 (★★★★★)
  • PANTA: 2002/NAKEDTOUR
    PANTAの2002年、迫力のライブ! (★★★)

星空

あし@

  • あし@

タグふれんず

ランキング

  • :
    RSS feed meter for http://a-s.cocolog-nifty.com/another_style/ ちょっとクリックしてみて!
無料ブログはココログ