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    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

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2010年7月14日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■22:あずさ

あずさ
35歳 T163 /B85・W64・H85
●高校生のころまでは純女が好きだったというユニークなニューハーフ。週末は平塚の「ラビリンス」でホステスとして元気に働いている。個人ホームページには「ラビリンス」のホームページから入ることができます。

「ラビリンス」●住所:神奈川県平塚市見附町26-15ナミエビル1階

--店に入ると「やだあ、ちょっと待って。まだ準備が出来てないのよ」との声。約束の時間より少し早めに着いてしまったようだ。中に通され、あずさサンの準備が出来るまでしばらく待つことになった。そして化粧を仕上げてテーブルに付くなり、マシンガンのように話しだすあずさサン。彼女のパワーで店の雰囲気がガラッと変わってしまうほどだ。

女の子にモテモテだった少年時代
 わたし、ほかのニューハーフの人たちとかなり違うと思うのよ。例えば、たいていのニューハーフって子供のころから男の子が好きだったとか、自分を女の子だと思ってたとか言うでしょ。でもわたしはそういうのないんですよ。子供のときっていうか、高校生くらいまで、いまでいうイケメンっていう感じで女の子にモテモテで、自分も女の子と付き合ってたりしてたのよね。もちろんセックスもしてたわよ。だからもう身も心も男そのものだったわけ。風俗にも行ったことありますから。
 成績もまあまあ上の方だったしスポーツが得意だったから、女の子にモテる要素はあったのよ。こっちがその気なら不自由しないって感じかしら。自分としても女の子が大好きだったしね。
 でも、その女の子が大好きという感覚が、周りの男連中とちょっと違うなと思い始めたのよ。どういうことかっていうと、女の子の自由な感じとかカラフルな感じ、ヴィジュアルとかがわたしは好きだったんだけど、普通の男ってそういうのとは違うでしょ。そのうちセックスしてても、男より女の方が気持ちいいんじゃないかとか世の中男社会って言われてるけどホントのところ女が中心になってるんじゃないかって思い始めたわけ。それで自分が女になってみたらどうだろうとか、1度女になってその気分を味わってみたいとか思うようになっていたわけよ。
 もう高3も終わりのころだったと思うわね。姉の服を黙って借りて着てみたら、鏡に映ってる自分がなかなかイケるのよ。クラスの女の子たちの半分くらいには勝ってるじゃない、ってくらい。それで時々姉の服を着るようになっていってのめり込んでいったのね。 そのうちメイクもしてみるようになったんだけど、何回か試しているうちに「コレだ!」っていう感じでバッチリ決まっちゃったのね。ものすごくキュートだったわよ、そのときのわたしは。

女装して夜の街にでかけたころ…
 わたしってひとつのことに満足すると、すぐに次にイキたくなっちゃうのよ。女装も自分で満足できるところにくると、部屋の中だけじゃつまらなくなって、外に出てみようって思ったわけ。それで新宿。2丁目とかそういうのはよくわからなかったけど、遊びに行くといえば歌舞伎町だったから、その辺りからグルグル、うろうろしてたわね。そうしたら、初日から小さな公園を通り掛かったところでオジさんに声かけられて、そのときはそのまま逃げてきちゃったけど、もう自信が付いたわね。 そうやって夜の街に出かけることを繰り返しているうちに、純女と間違えてナンパされるようになっていったのよ。
 昼間は大学に通ってたし、女の子とも付き合ってたりしてたんだけど、やっぱりだんだん同性的な目で見るようになっていった感じかしらね。いまでも女の子は好きよ。でもそれは自分のなりたい対象とかあこがれとして、ということね。セックスは女として男に抱かれるのがいいわね。

初アナル体験はナンパのオヤジと
 20歳のころ、やっぱりそれまでの行動に飽きてきて、水商売の世界を覗いてみようと思ったの。それでゲイバーに飛び込みで入ってアルバイトさせてもらうことになったんだけど、すぐにそこは飽きてしまって次の店に移ったわね。 やっぱり業界に入ってみると、ほかのニューハーフとは自分は違うんだなっていう感覚はあったわね。話してるとその違いが出るっていうか、向こうからも「あんた変わってるわね」って言われることもあったしね。
 そのころね、ホルモンを始めたのも。新宿では有名な女医さんがいて、相談したら親身になってイロイロ教えてくれて、自分の身体に合ったホルモンを勧めてくれたのよ。そうしたらいきなり胸が大きくなっちゃって、Dカップくらいになっちゃった。身体はホルモンだけ。あとはいじってないの。まあ、もともとアレも大きくないしね。ヘルスにも在籍してたことがあるんだけど、小さすぎて逆アナルができないってクビになったくらいだから。ホントよ。
 初体験は新宿で遊び始めたころね。とにかくセックスもしてみないことには…って感じで、ナンパしてきたオヤジとホテルでやっちゃった。フェラもそのときが初めて。なんでこんなのしゃぶらなきゃなんないのって思いながら。アナルもすごく痛くて、もう最悪だったわね。その後もセックスや恋愛は、とにかく試してみるか的なことが多かったんだけど、ひとりだけ本当に愛した人がいるのよ。もうホントに普通の男と女のような恋愛ね。あの人のおかげで今のわたしがあるっていってもいいくらい。イロイロ影響受けたし、支えにもなってくれたわね。まあ1番合ってたのは身体かもしれないけどね。

今の自分を貫いていきたいと思う
 身体もイジッて女になったらって誘われたこともあるわよ。正直迷ったわね。イロイロ悩んだんだけど、けっきょくやめたの。どうして? そうね、いまのハンパな状態が1番自分らしいんじゃないかって思えたのね。今もそう思ってるわよ。だからこの状態でイケるところまでイキたいと思ってるわ。あずさっていう自分を貫いていくわよ。
 家族? 隠してるわよ。実家はけっこう厳粛な家なのよ。言える訳ないじゃない。でも気がついてるでしょうね。実際は。まあ表面上は一生隠していこうと思ってるわ。家族もそう思ってるでしょ。 こんなわたしですけど、楽しくお酒が飲みたい人は、お店に遊びに来てくださいね!

--原稿にはできないような裏話もたっぷり聞かせてくれたあずさサン。彼女の話をサカナに飲むのも楽しいんじゃないかな。

初出■シーメール白書Vol,72

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