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ANOTHER STYLE について

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    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

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2010年6月30日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■24:ごりえ

ごりえ
21歳 T178 /B90・W67・H96
●町田の「MANDARA」を中心に、姉妹店の新宿2丁目「笑ルーム髭ムスメ」にも出勤。ごりえという名前はママが「アナタ顔がキレイだから『ごりえ』にした方がウケるわよ」と付けてくれたのだとか。

「MANDARA」●住所:東京都町田市原町田6-14-8東亜ビル5F

--取材のアポをとるとき、その丁寧すぎる電話の応対に驚かされた。声のイメージでは和服の似合う料亭の女将という感じ。取材当日、現れたのは女子大生風の活発な女の子という印象のごりえサンだった。名前の印象を裏切る美人系のルックスは写真で知ってはいたが、やはり実際に目の前にすると嬉しいものだ。そして取材が始まると彼女の本当の姿が顔を出し始める。実は仕事では客を楽しませるためならヨゴレも引き受けるコミック系だったのだ。

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2010年6月28日 (月)

涼風家シネマクラブ■明日へのチケット

監督/エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチ
キャスト/カルロ・デッレ・ピアーネ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、シルヴィア・ドゥ・サンティス、ほか
2005年/イギリス・イタリア合作/110分

 三人の共同監督による長編映画で、大まかに三部構成にはなっているものの、一本の長編としてまとまってもいる。
 ローマに住む教授は、顧問をしているオーストリアの製薬会社の会議に出るため出張していたが、帰りの飛行機が全便欠航となり、列車で戻ることになった。製薬会社で自分の秘書代わりになっていろいろな手配をしてくれた女性にほのかな恋心を抱く教授。ローマに向かう列車の食堂車で、彼女宛のメールを書くのだが…。教授の周囲の乗客の様子、教授の思いなどが交錯する、まさに列車での旅を実感する最初のエピソードだ。
 次に登場するのは、年配の女性と青年。ヒステリックで図々しい女性の命令に従う青年は、兵役奉仕なのだという。が、女性のあまりの態度に、青年は姿を消してしまう。目的の駅でひとり取り残される女性の寂しそうな姿…。
 最後に登場するのはイングランドからサッカーの試合観戦に来た3人の若者。しかしひとりが切符を失くしてしまい、大騒ぎ。食堂車で知り合ったアルバニアの少年が怪しい、とひとりが言い出すのだが…。
 ヨーロッパを縦断する列車を舞台に、さまざまな人々のさまざまな顔が描き出される感動作品。この映画を観ることで、観客もまた同じ列車で旅をしているような感覚を味わうだろう。

2010年6月23日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■25:アンナ

アンナ
25歳 T169 /B34・W25・H34
(スリーサイズはインチです)
●ノリがよくてキュートなアンナさんは完全性転換済み。顔が小さいところが自分でも気に入っているのだとか。歌舞伎町の夜は、アンナさんで決まりです。

「Club MiSuTeRu」●住所:東京都新宿区歌舞伎町 2-22-13  ADビルB1

--美人だけど一見して日本人じゃないとわかるアンナさんが今回の取材対象とわかったときは正直戸惑った。日本語が通じなかったらどうしよう、と思ったのだ。しかしそんな不安はすぐに吹き飛んだ。彼女、日本語ペラペラだったのである。

日本生まれのフィリピン人アンナ

 あたしのお父さんはアメリカ人お母さんはフィリピン人。そしてあたしが生れたのは沖縄。そう、生れたのは日本なのよ。お父さんが米軍にいて沖縄の基地にいたときに生れたの。日本にいたのは3歳までで、そのあとはフィリピンで19歳まで。
 そう19歳でまた日本に戻ってきました。もちろんそのときはもうニューハーフだったよ。茨城のパブとか、東京では女の子といっしょにキャバクラで働いてたこともあった。楽しかったよ。
 子供のときから女の子っぽかったね。子供のころの写真なんかを見ても、女の子みたいな感じがする。ぜんぜん男の子には見えないね。ハイスクールのころから服装も女の子みたいになって…。
 お母さんはあたしがニューハーフになることを応援してくれた。子供が男の子しかいなかったからあたしが女の子になるのを喜んでたのよ。顔もお母さんそっくりだから、それもあったのね。だからすごく仲がいいよ。

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2010年6月21日 (月)

涼風家シネマクラブ■ユビサキから世界を

監督・脚本/行定 勲
キャスト/谷村美月、北乃きい、麻里也、永岡真実、上原加代子、ほか
2006年/日本/63分

 退屈な授業が続く教室。リンネに、ウタからノートの切れ端に書いたメモが回ってくる。ふとした言葉のやり取りから、リンネとその仲間3人は死ぬことを決意して、その夜、学校に集まることに。
 授業が終わり、それぞれ家に戻って集合時間までき時間を過ごす中で、ひとりひとりの思いや生活が描かれていく。
 アンダーグラフの楽曲『ユビサキから世界を』にインスパイアされて、監督が脚本を書き下ろした究極のインディペンデント映画である本作は、通常のロードショーではなく、無料上映会を全国で敢行。話題を集めた。そしてこのたびDVD発売となったのだ。
 等身大の女子高生4人が死を決意したときに見た光は、映画を観た人の中にもきっと見えるものだろう。
 連続する退屈な日常を変えるのは、小さいこと=指先からというメッセージをこめた楽曲に共感した監督が、映画の初心に戻ってインディペンデントで制作。『世界の中心で、愛をさけぶ』の監督が「映画は本来こうあるべき」という信念を打ち出した作品だ。オーディションで選ばれた女子高生役の女優たちのみずみずしい演技も見どころ。
 63分という時間に凝縮された少女たちの思いは、アナタにも思い当たるものかもしれません。

2010年6月16日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■26:かおり

かおり 
T158/B85・W61・H88

「アミューズメントクラブ・ムクムク」●住所:立川市曙町2-16-7ニュースBLDG2F

--「あたしでいいのかしら」と取材を申し込んだとき、かおりさんはポツリと言った。ときどき耳にする言葉だが、案外そう思っている人に限って波瀾万丈の人生を歩んでいたりするものである。

性を意識したのは中学生のころ…

 そうね、自分が周りの男の子たちと違うなって意識したのは中学に入ってからでしたね。
 ほら、小学校のころは着替えにしても男女一緒だったじゃない、だから性別とかって意識がなかったのよね。で、中学に入ったら急に男は男、女は女みたいに区別されるようになって、気がついたら自分は男の中にいるんだけど、ちょっと違うぞ、って。
 好きになるのも男の子だったし、女の子を見て可愛いなあって思っても、それは女の子自身じゃなくて、服とか持ってるものだったりしてたから、あ、あたしって精神的には女なのかなと思ったの。
 そりゃ誰にも言えないわよお。特に家族には言えなかった。あたしが中学のころって、テレビに出てるニューハーフも、どこかイロモノとかキワモノ的に扱われていて、父親なんかはテレビ見ながらあからさまに「気持ち悪い」なんて言ってたから、自分の息子がニューハーフになりたい、なんて言ったら…と考えるだけでダメだった。もうずっと隠し通してきて、最近になってやっと言えたのよ。といってもバレちゃったからすべて告白したって感じなんだけど。それでスッキリしたかな。

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2010年6月14日 (月)

涼風家シネマクラブ■イザベル・アジャーニの惑い

監督/ブノワ・ジャコ
キャスト/イザベル・アジャーニ、スタニスラス・メラール、ほか
2002年/フランス/102分

 20歳年上の女性に恋した青年がたどる愛という名の荒涼とした道。そしてそれは自分自身が招いたこと。 前途有望な青年は、日々の生活に退屈をし、心ときめく恋愛にもめぐり合わずにすごしていたが、ある晩餐会で出会った女性こそが、すべてをかけて愛せる相手だと思う。しかしその女性は伯爵の愛人であり、ふたりの子供を持つ20歳も年上の女性だった。その女性、エレノールは青年アドルフに惹かれながらも、自分の立場を考え思慮深く接する。しかしアドルフの強引な愛の表現に、すべてを投げ捨て彼との恋に堕ちていくことを決心するのだった。
 伯爵の目を盗んでの情熱的な日々が過ぎ、アドルフがパリの父親に呼び戻されたり、伯爵からアドルフと会うことを止められたりしながら、ふたりの関係は少しずつすれ違っていく。それは、恋する相手を自分のものにしてしまったとたんに冷めてしまった男と、相手のものになることで燃え上がる女の心そのものだったのかもしれない。
 なんの不自由もない生活とふたりの子供を捨てアドルフの元に飛び込んでいくエレノールの情熱と、それを望んでいたにもかかわらず、疎ましく感じていくアドルフ。恋愛とはいつの時代も変わらないものなのかもしれない。
 最近は純愛にあこがれ、年下の男性との熱愛を夢見ている女性も多いようだけれど、現実は意外とむごいものなのかもしれない。それでもひたすらに愛を貫こうとするエレノールの姿はアナタ自身なのかもしれない。少なくとも多くの女性に共通した感情なのだろう。
 恋の初めはお互いの類似点が嬉しく、やがてその違いに気づき、気がつくと溝は大きく深くなっている。年齢や立場の違いに関わらず、これは恋愛がたどるひとつのパターンといってもいい。恋を愛に変えられるかどうかがふたりの心をつなぎ止める手段なのだろう。
 この映画を観てアナタは何を思うだろうか。

2010年6月 9日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■27:あんず

あんず 
T167/B(E-75)・W60・H93

「Motherテレサ」●住所:新宿区新宿3-8-2クロスビル4F

--Eカップの谷間もセクシーなあんずサン。お話も楽しく、取材をしているハズが、すっかり楽しませてもらいました。

小さなころから「なりたい」と思ってました。

 ニューハーフになりたいと思ったのは、けっこう小さいころからでしたね。テレビでキレイなお姉さんたちが出ているのを見てて、自分も「なるしかない」って。
 幼稚園のころから女の子たちに混ざって遊んでる方が、落ち着いたし、楽しかった。なんか男の子たちといっしょにいると、違和感があったんですよね。おばあちゃんも、お人形とか買ってくれてたりして、女の子たちと遊ぶ方が自然だった感じ。
 中学のころは、制服じゃなくて私服だったから、女の子の服を着てましたよ。さすがにスカートは履いてなかったけど。
 同級生は「あんずは、そういう子だから」っていう感じで見ててくれたから、特にイジメとかはありませんでした。その点、ラッキーだったなと思います。先輩たちには「なんだコイツ」って感じでにらまれてたりはしたけど。
 高校になってから、母にカミングアウトしたんです。さすがにこれ以上隠せないと思って。泣いてましたけどね。でも、ニューハーフとか性同一性障害とかの本をいっぱい読んで、わたしのことを理解しようとしてくれた。ありがたいですよね。
 父は反対でしたよ、やっぱり。2年前に豊胸手術をしたんですけど、そのときに改めて父と話をして、納得してもらいました。父の気持ちを考えれば、素直に応援はできないと思いますけど、今は実家に帰ると「がんばれ」「体に気をつけろ」って言ってくれます。
初告白は中学3年のころでした。

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2010年6月 7日 (月)

涼風家シネマクラブ■恋人たちの失われた革命

監督・脚本/フィリップ・ガレル
キャスト/ルイ・ガレル、クロティルド・エスム、エリック・ルリヤ、ジュリアン・リュカ、ニコラ・ブリデ、ほか。
2005年/フランス/182分

 本作はモノクロで撮られた3時間に及ぶ作品である。
 時は60年代末。フランスにも学生運動の荒らしが吹き荒れていたころ。詩人を名乗る、主人公のフランソワは革命を信じ、兵役を逃れて学生運動に加わっていたのだが、やがてその革命も、自分が信じたようなものではなくなっていき、フランソワは仲間が集まる館で、ドラッグに溺れる日々を送るようになる。
 そこで出会った彫刻家を目指すリリーという女性と出会い、ふたりは恋に落ちていく。
 映画の構成は複雑で、時に映し出されたシーンが、フランソワの幻覚や夢であったりもする。
 フランソワが出入りし、半ば住み着いている館は、同時代のアメリカであればヒッピー仲間が集まるような場所だろうか。絵描きや詩人といった芸術家を自称する若者たちが集まり、阿片などのドラッグで自己を開放していく。
 最初は、詩を書き、革命を信じて生きるフランソワが自由奔放に見えたが、しだいに彫刻家という具体的な夢を持っているリリーの方が自由に生きていることに気づかされる。フランソワとの恋愛においても、ほかにセックスしてみたい男が現れると、恋人であるフランソワに「彼と寝てもいい?」と聞いたりする。
 リリーはフランソワを愛していると友人に言いながら、ほかの男にも心を奪われる。一方フランソワは、彼女の自由を束縛しないことが愛だと思っているようだ。
 ふたりを取り巻く環境が変わっていく中で、ふたりの愛も変わっていくのかもしれない。
 愛していながらリリーを止めることができないフランソワの姿に、林静一のマンガ『赤色エレジー』の一郎がダブって見える。そういえば、『赤色エレジー』を映画化した、あだた森魚の『ぼくは天使じゃないよ』もモノクロ映画で、カメラワークも似ているような気がする。共に60年代末を舞台にしているのは偶然なのだろうか。なんとなく気になる共通点ではある。

2010年6月 2日 (水)

ニューハーフという生き方/激白人生■28:渚

渚 
T163/B?・W?・H?

「ニューハーフシアター・さいぼーぐ」●住所:八王子市三崎町5-4ユーポートビル21 3F

--入店したばかりの子がいるから、とママさんに紹介されたのが渚ちゃん。まだ18歳という初々しさもさることながら、可愛らしさが魅力の新人ニューハーフです。
小さいときから女の子だと思ってた

 この世界に入ったばかりで、いろいろなことがこれからっていう感じなんですよ。ママやお店の先輩に教えてもらいながら、頑張ってます。ヨロシクお願いします。
 うん、女になりたいっていうのは、小さいころから思ってましたね。というか、自分は女の子っていう感覚があったと思います。小学校の修学旅行のときとか、女子だけが先生に呼ばれて、話を聞くようなことがあったんですけど、なんでわたしは呼ばれないの、みたいなことを思ってましたから。
 周り? そうですね、小学校、中学校と、クラスのみんなも女の子として扱ってくれてましたよ。特にイジメられたってこともなくて、「あいつはああいう子なんだから」っていう感じかな。
 女の子っぽい格好をするようになったのは高校に入ってからですね。高1のときに、友達から「なりたいんだったら、なればいいじゃん」って意味のことを言われてし始めたんです。最初は薄化粧からって感じでした。
 服装から女の子っぽくなったのは、高校辞めてからですね。
「さいぼーぐ」で働くキッカケですか? 最初は客だったんですよね。知り合いの女の子といっしょに遊びにきたときに、ママにスカウトされたって感じです。
 もともと八王子に愛着があって、友達もたくさんいるから、働くなら八王子でって考えてたんですよね。だから、ここで働けることになったのは本当に嬉しかった。
 以前は女の子のお店でちょっと働いたりしていたんですけど、やっぱりこの業界に憧れがありましたから。
 先輩たちもよくしてくれるし、やっぱりママがいろいろ教えてくれるのが、ありがたいですね。

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