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2007年12月15日 (土)

本棚の旅■百億の昼と千億の夜/光瀬 龍

 先に萩尾 望都によるコミック版を読んだのじゃなかったかと思う。複雑な話である上に、萩尾 望都が初めて少年誌に連載したということで、ちょっと違和感を感じたように思う。
 で、それほど時間を空けないで、原作を読むことになったのであるが、光瀬 龍の文体は硬くて読みにくかった覚えがある。
 とはいえ、同時期に好んで読んでいた作家の作品の多くが、いま読むと古くさく感じて読めなくなっているのに(これはあくまでも個人的な感想です)、光瀬の作品はそういったところがない。
 大まかにストーリーを言ってしまえば、人類の創世から滅亡までを描いた作品で、その滅亡には、なにかの意志が働いている、というものだ。
 ギリシア哲学のプラトンが、アトランティスを求めて旅をしたり、シッタールダが悟りを開くあたりを描いたかと思うと、弥勒が人類を救済するというとんでもない未来へと話は飛ぶ。
 人という存在の大きさ、地球、銀河系、宇宙というスケールを描き出していく作品であるが、これは手塚治虫の『火の鳥・未来編』と印象がダブった。
 光瀬にはほかにも年代記的な作品があって、ひとつの都市や文明を見つめていくのが好きだったようだ。
 キリストや仏教の神たちが滅亡に加担していたり、人類とはなんなのかということを考えさせられたり、哲学的な要素をふくんだSF作品である。

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