現在時間

  • 現在時間
フォト

ANOTHER STYLE について

  • : ANOTHER STYLE
    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

涼風家の電子書籍

  • ブクログ

本棚



FB

アルファポリス

« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »

2005年6月22日 (水)

小説・ウルトラマン/大地の子守唄

ウ ル ト ラ マ ン / 大 地 の 子 守 唄      結 城   涼 

      1
 科学特捜隊作戦本部のドアが開き、ハヤタと新隊員のアヅマが入ってきた。
「ハヤタ、アヅマ、パトロールから戻りました」
 敬礼する二人の隊員にムラマツ・キャップが「御苦労」と応じる。
「どうだアヅマ、もうだいぶ慣れたかね」
「はい。ハヤタさんが親切に教えてくださるので」
 アヅマが明るく答えてハヤタを見る。
「それはそうとキャップ、他のみんなは」
「うむ。イデとマツモトくんは研究室だ。アラシとフジくんには『ナチュラル・レジャー・ランド』まで調査に行ってもらっている」ムラマツは自分のデスクに戻って地図を広げた。
「『ナチュラル・レジャー・ランド』。去年オープンしたゴルフ場や遊園地など、自然の環境の中でレジャーを楽しめるという、あれですか」アヅマが地図を覗き込んで言った。
「何か事件でも」ハヤタが聞く。
「まだわからんな。とにかく警察では手に負えないらしい」ムラマツが二人の顔を見比べてから地図の一点を指した。「ここだ。もうアラシ達も着いているだろう」

続きを読む "小説・ウルトラマン/大地の子守唄" »

2005年6月18日 (土)

DIG-UP COLLECTION 11/牧村みき

パロディSMの雄/牧村みき

 牧村みきの登場はある意味で衝撃的ではあった。彼がデビューした当時には官能劇画ブームは終わり、ロリコンブームに突入していた時期で、少女が描かれていれば取り敢えずオーケーというご時世であった(もちろんエロ劇画自体、性交シーンがあればなんでもオーケーなジャンルではあるわけだが)。ちょっと極言ではあるが。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 11/牧村みき" »

2005年6月17日 (金)

DIG-UP COLLECTION 10/中島史雄

少女と幼女の魅力/中島史雄

 レモンセックス派としてロリータブーム前夜に活躍したのが中島史雄で、70年代末から80年代初頭には村祖俊一と並んで美少女派として人気を二分していた感がある。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 10/中島史雄" »

2005年6月16日 (木)

DIG-UP COLLECTION 9/村祖俊一

MURASO 怪奇と幻想、猟奇/村祖俊一

 村祖俊一はデビュー当初、別のペンネームで少年誌や青年誌にも作品を発表していたが、70年代末の「三流劇画ムーブメント」の頃には、官能劇画界を代表するひとりとして活躍していた。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 9/村祖俊一" »

DIG-UP COLLECTION 8/富田 茂

少女劇画の残党!?/富田 茂

 富田 茂が活躍したのは80年代半ば頃で、エロ漫画界は急激に劇画からアニメ風の美少女漫画が主流となっていった時期でもある。富田の画風は70年代の官能劇画よりは洗練された感じではあるが、当時はどうしても消えゆく官能劇画のひとつに感じられた。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 8/富田 茂" »

2005年6月15日 (水)

DIG-UP COLLECTION 7/三条友美

壮絶なまでの描写/三条友美

 80年代末、SMやフェチといったそれまでアブノーマルと言われていた性が、ライト感覚でファッショナブルなイメージとして一般に浸透していった。しかし三条友美が描く世界は、見よう見まねの「ちょっとSMっぽいことしてみようか?」という人々にはあまりにも異質な、マニアの世界だった。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 7/三条友美" »

2005年6月14日 (火)

追悼・倉橋由美子

倉橋由美子さんが亡くなられたそうです。

正直1番好きな作家といっていいくらいな人です。

ご冥福をお祈りいたします。

結城 涼

2005年6月13日 (月)

DIG-UP COLLECTION 6/内山亜紀(後)

時代を作った幼女/内山亜紀(後)

 急激にロリコンが台頭していった80年代前半、その代表的な作家として内山は認識されていった。そんな時「少年チャンピオン」で『あんどろトリオ』の連載が始まる。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 6/内山亜紀(後)" »

DIG-UP COLLECTION 5/内山亜紀(前)

ムチムチの幼女!/内山亜紀(前)

 70年代の終わり、内山亜紀の登場はひとつの事件だった。当時のエロ漫画界といえば、その少し前から中島史雄や村祖俊一などの活躍で美少女路線が確立していたし、もともとセーラー服など制服物はエロの定番といっていい題材ではあった。しかしそれらはどうしても劇画の延長線上にあって、内山の漫画々々した、アニメ的な画で勝負している作家はいなかった(村祖が少女漫画的な線を描いていたのを除けば)。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 5/内山亜紀(前)" »

2005年6月11日 (土)

DIG-UP COLLECTION 4/井上英樹

性への冷めた視線/井上英樹

 ディグアップ、つまり埋もれた作家や作品を“掘り出す”という、この企画にぴったりハマるのが今回取り上げる井上英樹かも知れない。

INOUE

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 4/井上英樹" »

DIG-UP COLLECTION 3/つつみ進

愛欲に狂う男と女/つつみ進

 70年代末から80年代の初めにかけて官能劇画のブームがあった。どのようなブームにもきっかけになる事件やブームをリードするカリスマがあるわけだが官能劇画ブームの時にそのきっかけとなりカリスマになったのは石井隆だった。単にセックスを描くだけではないストーリー性や演出に、当時の読者は魅了された。そして石井隆の画風や作風に似た作家がずいぶん登場していった。そのひとりに、今回取り上げる「つつみ進」もいたのである。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 3/つつみ進" »

2005年6月10日 (金)

DIG-UP COLLECTION 2/羽中ルイ

爽やかな青春と性/羽中ルイ

 羽中ルイ、女性アイドルのようなペンネームを持つこの作家が70年代後半、官能劇画界で注目を浴びたのは、主に女子高生を描いた絵柄と主人公たちの青春らしい性に対する好奇心などからであった。

LUI

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 2/羽中ルイ" »

2005年6月 9日 (木)

DIG-UP COLLECTION 1/椋 陽児

柔肌に食い込む縄/椋陽児

 この1、2年急激に70年代の官能劇画が再評価され始めた。まだまだ1部の作家の1部の作品でしかないが、単行本が刊行され気軽に手に取ることのできる状況になってきたことは非常に嬉しい。そんな状況のなかで再評価、復刻を待たれる作家のひとりに椋陽児がいる。

続きを読む "DIG-UP COLLECTION 1/椋 陽児" »

2005年6月 8日 (水)

椋 陽児と緊縛アートの魅力

 官能劇画やSM雑誌といったものは、主にその場限りのもので、いわゆる読み捨てられる媒体である。

MUKU-1

続きを読む "椋 陽児と緊縛アートの魅力" »

小説・ウルトラマン「緑の海原」

 海は緑に染まり、青い水平線はそこには無かった。波打ち際はまるで湿原のように海藻が密生し、それがはるか海上に続いているのだけが見えるばかりだった。直径十キロにも及ぶ海藻の異常生長海域はさらに広がる様相を呈し、すでにスクリューを海藻に捕られ立ち往生し、放棄された漁船なども数隻が視界の隅の方で、夏に近い太陽の光りを浴びて海藻の上に横たわり、その姿は時間までもが死んでいるかの如く、静かすぎるように見えた。

続きを読む "小説・ウルトラマン「緑の海原」" »

2005年6月 7日 (火)

猫目ユウの新・本大好き!

VOL2〔抽象的な籠〕

 藤野一友の作品を最初に見たのはフィリップ・K・ディックの『ヴァリス』(サンリオ文庫)のカバーだった。

FUJINO

続きを読む "猫目ユウの新・本大好き!" »

2005年6月 5日 (日)

涼風家シネマクラブ■リンダ リンダ リンダ

リンダ リンダ リンダ
監督/山下敦弘
キャスト/ペ・ドゥナ、前田亜希、香椎由宇、関根史織、ほか
2005年/日本/114分

 高校の文化祭前日、軽音楽部の女生徒たちにひとつの問題が持ち上がっていたところから物語は始まる。

LINDA

続きを読む "涼風家シネマクラブ■リンダ リンダ リンダ" »

« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »

いらっしゃいませ

  • :
2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

BEST リンク

オススメっ!

黙って聞け

  • ヒデ夕樹: スーパーベスト
    ヒデとロザンナで知られるヒデはソロ活動で、アニソンを歌っていたことでも知られるが、そんな彼の代表的な作品を1枚に。「この木なんの木」も2ヴァージョン収録。 (★★★★)
  • 佐井好子: 胎児の夢/蝶のすむ部屋
    伝説のシンガーソングライター・佐井好子の傑作アルバム「胎児の夢」とラストアルバム「蝶のすむ部屋」をカップリングしてCD化したもの。 コレを聞かずして日本のフォークは語れません。 (★★★★★)
  • PANTA: 2002/NAKEDTOUR
    PANTAの2002年、迫力のライブ! (★★★)

星空

あし@

  • あし@

タグふれんず

ランキング

  • :
    RSS feed meter for http://a-s.cocolog-nifty.com/another_style/ ちょっとクリックしてみて!
無料ブログはココログ