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ANOTHER STYLE について

  • : ANOTHER STYLE
    「ANOTHER STYLE」はフリーライターのグループ「涼風家(すずかぜや)」のメンバーによるWEBマガジンです。2010年4月21日より毎週水曜の更新で「ニューハーフという生き方」を連載開始。取材させていただけるニューハーフの方も募集しております。

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ANOTHER STYLE について

 かつて「TOWER」というミニコミ誌がありました。活字作品を中心にしたオールジャンルの創作同人誌で、80年代前半から約10年に渡って隔月刊行されていました。
 その「TOWER」が諸事情によって廃刊したあと、中心メンバーだった結城 涼は新たなミニコミ誌「ANOTHER STYLE」の企画に着手しました。
 しかし、結城とともに本企画を進めていた北山公治が急逝したため、創刊直前に企画はストップしたまま6年が過ぎました。
 今回の「ココログ」版「ANOTHER STYLE」はかつての企画とは違いますが、頓挫した企画のための準備のひとつとして結城 涼をはじめとするライターの作品を掲載していくつもりです。
 当面はさまざまなメディアに発表したものの再録が中心になるかと思いますが、ご支援のほど、ヨロシクお願いいたします。

2019年2月11日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ジェイムスン教授シリーズ コレクション

■ジェイムスン教授シリーズ コレクション
 古典SF小説の代表的なシリーズのひとつ、といってもいいのだと思うけれどスミスの「レンズマン」シリーズやバロウズの「火星」「金星」シリーズなどと比べるとネームバリューはそうでもない気もする。
 著者はニール・R・ジョーンズ。
 それでも大伴昌司が「がん頭人間」として紹介して以来そのユニークな造形はSFファンに知られることになり、近年では『攻殻機動隊』の中で「ジェイムスン・タイプ」という義体で名前が使われていたりする。
 邦訳されたハヤカワSF文庫版は4冊で、原著オリジナルエピソードでは各3話を一冊にしている。なので12話が訳出されていることになる。これは「アメージング・ストーリーズ」に掲載された分になるわけだが、訳者・野田昌宏によれば、さらに9編の未訳作品があるようだ。
 さてジェイムスン教授といえばそのユニークな造形である。
 この文庫シリーズでは藤子不二雄がイラストを担当。カバーやカラー口絵、モノクロの本文挿絵を描いている。まだ藤本氏と我孫子氏がペンネームを分ける前なのでどちらが担当したか確かではないが、藤本氏であるようだ。野田昌宏はこの藤子不二雄のイラストを大絶賛。オリジナルが発表された当時のイラストよりも格段にいいと言っている。

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二重太陽系死の呼び声
早川書房・ハヤカワSF文庫 SF65
昭和47年7月31日初版発行

放浪惑星骸骨の洞窟
早川書房・ハヤカワSF文庫 SF86
昭和48年3月31日初版発行

惑星ゾルの王女
早川書房・ハヤカワSF文庫 SF136
昭和49年2月28日初版発行

双子惑星恐怖の遠心宇宙船
早川書房・ハヤカワSF文庫 SF236
昭和52年4月30日初版発行

2019年2月 4日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■スカイラークシリーズ コレクション

■スカイラークシリーズ コレクション
 古典SF小説の代表的シリーズのひとつ。作者はE・E・スミスで「レンズマン」シリーズでも知られている。
 第一作『宇宙のスカイラーク』はスミスのデビュー作であり、第四作『スカイラーク対デュケーヌ』は最後の作品となる。
「スカイラーク」シリーズは太陽系内であったスペースオペラの世界を銀河系にまで広げた記念碑的な作品と言われている。いまでこそSF小説やアニメ、映画でお馴染みの太陽系外の宇宙までを舞台にした構想や善と悪の対立といったものは「スカイラーク」「レンズマン」によってスミスが基盤を造ったとのことだ。
 まさに古典SFの代表といえるだろう。
 前回紹介した「角川文庫・SF傑作シリーズ」にもシリーズが収録されているが、ここでは創元推理文庫SFのみを掲載した。

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宇宙のスカイラーク
東京創元社・創元推理文庫SF 762
1967年3月31日初版発行

スカイラーク3号
東京創元社・創元推理文庫SF 763
1967年8月25日初版発行

ヴァレロンのスカイラーク
東京創元社・創元推理文庫SF 764
1967年12月29日初版発行

スカイラーク対デュケーヌ
東京創元社・創元推理文庫SF 765
1968年12月20日初版発行

第一巻に投げ込まれていたシリーズを紹介するミニパンフレット。

2019年1月28日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■角川文庫SF傑作シリーズ コレクション

■角川文庫SF傑作シリーズ コレクション
 昭和40年代前半に刊行されていた「SF」マークの入った角川文庫。
 バロウズの「火星シリーズ」「金星シリーズ」やスミスの「スカイラークシリーズ」「レンズマンシリーズ」のほかウェルズ、シェリー夫人の「フランケンシュタイン」などを収録していた。
 このシリーズの存在を知ったのは遅く、90年代の後半だっただろうか。絶版文庫を集める中で古書店で見つけて、手に入るものは手に入れた。
 正直なところカバーイラストなどどうも魅力に欠けるところがあって、同じ作品であれば創元推理文庫SFや早川文庫SFで持っていたいと思わせる。実際この角川文庫が初訳だったりほかの版がないという作品もない。どうにも中途半端な印象が先立ってしまうのは否めないところだ。

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山椒魚戦争
カレル・チャペック
角川文庫・SF傑作シリーズ 2431
昭和41年11月30日初版発行

暗黒星雲のかなたに
アイザック・アシモフ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2444
昭和42年6月10日初版発行

地球最後の日
H・G・ウェルズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2494
昭和42年6月15日初版発行

モロー博士の島
H・G・ウェルズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2498
昭和42年8月20日初版発行

海底二万海里
ヴェルヌ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2531
昭和43年7月30日初版発行

月世界旅行
H・G・ウェルズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2504
昭和42年11月30日初版発行

火星のプリンセス
E・R・バローズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2496
昭和42年7月31日初版発行

火星の女神イサス
E・R・バローズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2503
昭和42年10月31日初版発行

火星の大元帥カーター
E・R・バローズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2487
昭和43年1月30日初版発行

金星の大海賊
E・R・バローズ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2546
昭和43年10月31日初版発行

悪魔の発明
ヴェルヌ
角川文庫・SF傑作シリーズ 2543
昭和43年9月30日初版発行

宇宙のスカイラーク
E・E・スミス
角川文庫・SF傑作シリーズ 2508
昭和43年2月29日初版発行

銀河パトロール隊
E・E・スミス
角川文庫・SF傑作シリーズ 2562
昭和43年11月30日初版発行

2019年1月21日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■SM雑誌コレクション/ポケット版編

■SM雑誌コレクション/ポケット版編
 SM雑誌に関して興味を持ったキッカケはやはり秋吉 巒だったろう。
 とはいえ集め始めたのは遅く80年代後半だったろうか。
 また「SMファン」の中扉のイラストを手がけていたレオ澤鬼氏のイラスト集(「SMファン」の中扉集『幻惑のエロス』)を自費出版したこともその理由だった。
 とはいえ70年代がポケット判SM雑誌刊行のピークでもあったので古書店で手に入るものも数少なかった。
 いまこうして見返してみるとなかなか味のあるイラストが並んでいる。もっとも表紙だけにとどまらず掲載されているイラストも豪華なものだ。そのあたりはまたいずれの機会に。
 ポケット判について。
 本来SM雑誌は「綺譚倶楽部」や「裏窓」「SMキング」などA5版が主流だった。ポケット判は新書判サイズだが、当時の出版状況が新書判流行りだったということもあったのだと思うが、SM雑誌以外にもポルノ映画情報誌などアダルト雑誌にポケット判が多く出されていた。
 まあ隠れて読むにしても保存するにしても読者にとっても都合のいいサイズだったということも言えるのではないだろうか。

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SMセレクト/東京三世社
1972年9月号~12月号

SMトップ/清風書房出版
1972年8月号~10月号、11月臨増号

S・Xミステリー/清風書房出版
SMトップ1972年10月増刊号

ポケットSM/コバルト社
1972年8月号

ワイルドセレクト/淡路書房
1972年9月号、10月号

SMファン/司書房
1973年1月号、1979年4月号、1985年9月号、1986年10月号~11月号、

別冊SMファン/司書房
1973年1月号~4月号、6月号

2019年1月14日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■金城哲夫 コレクション

■金城哲夫 コレクション
 特撮が好きな人には説明の必要もないと思うが、金城哲夫は円谷プロダクションで「ウルトラQ」「ウルトラマン」といった日本を代表する特撮番組で、その企画から脚本を担当した中心人物のひとり。
 沖縄の出身で、沖縄の本土返還に合わせて帰郷し、海洋博などにも参加した。
 その名前については特撮関連書籍や資料集的なもので記憶していたと思うが、より「ウルトラシリーズ」の中心人物という印象を強くしたのは朝日ソノラマから刊行された二冊のシナリオ集だったと思う。
 特に『宇宙からの贈りもの』は「ウルトラQ」「ウルトラマン」を中心に収録していたこともあり興奮して読んだ記憶がある。
『小説ウルトラマン』は最初の「ウルトラマン」ブームのころにノーベル書房から刊行された単行本に『円谷英二物語』と『ウルトラセブン』のシナリオを追加収録した復刻版。金城自身による「ウルトラマン」の小説版は30年近く幻の状態だった。
『ウルトラマン昇天』は玉川学園の同窓生による評伝。特撮の現場にはいなかった人物によるもので、より人間・金城哲夫を知ることができる。

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ノンマルトの使者 金城哲夫シナリオ傑作集
朝日ソノラマ・宇宙船文庫
1984年9月29日初版発行

宇宙からの贈りもの 金城哲夫シナリオ名作集
朝日ソノラマ
昭和60年8月30日初版発行

小説ウルトラマン
筑摩書房・ちくま文庫
2002年9月10日初版発行

ウルトラマン昇天
山田輝子
朝日新聞社
1992年8月5日初版発行

2019年1月 7日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■A・ブラックウッド コレクション

■A・ブラックウッド コレクション
 アルジャナン・ブラックウッドは英国を代表する怪奇・恐怖小説の作家のひとりで、アーサー・マッケン、M・R・ジェイムスとともに御三家とも目される。
 翻訳されたのは早く、大正年間には「新青年」などに訳出されていたという。
 とはいえこのジャンルの作品群にありがちな傾向で代表的な短編のみが繰り返し訳されたり、アンソロジーに収録されたりするばかりでその著作の全貌が日本国内で知られていないのも事実のようだ。
 所持しているのものなかでもっとも古いのは東京創元社から刊行された「世界恐怖小説全集」の『幽霊島』。これは「世界大ロマン全集」から派生した全10巻のシリーズで、のちに刊行された創元推理文庫の「怪奇小説傑作集」の元になっている(ちなみに「世界恐怖小説全集」自体も「大ロマン全集」に収録された『怪奇小説傑作集』の成功で急遽企画されたものである)。
 ブラックウッドといえばやはり「ジョン・サイレンス」シリーズとなろうか。
 シリーズのいくつかはアンソロジーにも収録されてきたが、まとめて読むことができたのは国書刊行会の「ドラキュラ叢書」が初めて。
 余談だがアルジャナン・ブラックウッドという表記は昭和53年あたりからで、それ以前はアルジャノン・ブラックウッドが通例だったようだ。

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幽霊島
東京創元社・世界恐怖症説全集2
昭和33年8月20日初版発行

妖怪博士ジョン・サイレンス
国書刊行会・ドラキュラ叢書3
昭和51年9月1日初版発行

ケンタウロス
月刊ペン社・妖精文庫5
昭和51年10月25日初版発行

ブラックウッド傑作選
東京創元社・創元推理文庫帆船マーク 527-1
1978年2月24日初版発行

ブラックウッド怪談集
講談社・講談社文庫 B125
昭和53年8月15日初版発行

心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿
東京創元社・創元推理文庫 F
2009年1月30日初版発行

2018年12月31日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■W・H・ホジスン コレクション

■W・H・ホジスン コレクション
 ウィリアム・ホープ・ホジスンの作品を初めて読んだのは怪奇小説アンソロジーに収録されていた短編だった。サルガッソー海とか海の怪獣といったジャンルを代表する作品でもあったが、そのときはそれほど響いては来なかったように思う。
 ホジスンという作家を再認識したと言っていいのが、創元推理文庫の『夜の声』を読んでからだっただろう。初めて読んだ短編の新訳だったが、同様に海の怪を扱った短編を集めたもので非常に面白く読んだ。
 これをキッカケにホジスンの作品をなんとなく集めたという感じだろうか。国書刊行会の『海ふかく』は「アーカムハウス叢書」の一冊で、『夜の声』同様海の怪を扱った短篇集となっている。
『異次元を覗く家』『ナイトランド』はホジスンのイメージからは異色なSF作品といえるがこれも味のある長編である。なお『異次元を覗く家』は「ボーダーランド」三部作の第二作にあたる。
『幽霊狩人カーナッキ』はオカルト探偵モノで、同ジャンルのA・ブラックウッドの『妖怪博士ジョン・サイレンス』と並んでホラー小説の古典として知られる。シリーズ作品は怪奇アンソロジーなどにバラバラに収録されることが多かったが、国書刊行会のこの版で全編をまとめて読むことができた。またその後刊行された創元推理文庫版では未翻訳の資料的な作品が収録され、シリーズの決定版となっている。

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異次元を覗く家
早川書房・ハヤカワSF文庫 58
昭和47年5月31日初版発行

幽霊狩人カーナッキ
国書刊行会・ドラキュラ叢書
昭和52年1月1日初版発行

ナイトランド(上・下)
月刊ペン社・妖精文庫 15、16
昭和55年7月15日初版発行(上)
昭和56年8月10日初版発行(下)

夜の声
東京創元社・創元推理文庫帆船マーク 536-1
1985年8月30日初版発行

幽霊狩人カーナッキの事件簿
東京創元社・創元推理文庫
2008年3月28日初版発行

海ふかく
国書刊行会・アーカムハウス叢書
昭和61年8月30日初版発行

2018年12月24日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■米沢嘉博 コレクション

■米沢嘉博 コレクション
 米沢嘉博の名を知ったのはたぶんマンガ情報誌「ぱふ」でだったと思う。また同時期に出ていたみのり書房の「ぺけ」「コミックアゲイン」のまんが時評などでも見かけていたかも知れない。
 著書を買ったのはNHK出版の『マンガで読む「涙」の構造』が初めてで、「泣けるマンガ」という切り口でまとめられた内容はなかなか興味深く楽しめた。
 マンガ評論という分野ではそれ以前に呉 智英の『現代マンガの全体像』だったり、夏目房之助の著作だったりを読んでいて、とりたてて米沢嘉博のマンガ評論に共鳴しなかったこともあって、ちくま文庫の「マンガ史」シリーズ(その流れで鉄人社)を買っただけだ。
「マンガ史」シリーズはそのジャンルの漫画作品を俯瞰できるのがよかった。

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マンガで読む「涙」の構造
NHK出版・生活人新書 097
2004年2月10日初版発行

戦後少女マンガ史
筑摩書房・ちくま文庫
2007年8月10日初版発行

戦後SFマンガ史
筑摩書房・ちくま文庫
2008年8月10日初版発行

戦後ギャグマンガ史
筑摩書房・ちくま文庫
2009年8月10日初版発行

戦後怪奇マンガ史
鉄人社
2016年7月22日初版発行

2018年12月17日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■小松左京 コレクション

■小松左京 コレクション
 小松左京といえば、星 新一と並んで日本SF界の黎明期を牽引した作家として知られる。また『日本沈没』のビッグヒットで知っている人も多いだろう。
 左京を最初に読んだのがなんだったかよく憶えていないが、ハヤカワ文庫の短篇集『偉大なる存在』か、集英社文庫の短篇集『サテライト・オペレーション』ではなかったかと思う。そのあたりを読んだあと角川文庫で『復活の日』を読んだように思う(映画化直前だった)。
 高校のころで、従姉妹によく本を借りて読んだもののひとつだ(筒井康隆、半村良、田中光二なども最初に読んだのは従姉妹に借りたものだった)。
『継ぐのは誰か』『題未定』『首都消失』といったタイトルも借りて読んだが、借り物だったので所持してはいない。
 個人的に筒井や半村、田中といった作家の方が面白く感じられて左京はあまり読まなかった。

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偉大なる存在
早川書房・ハヤカワ文庫JA 104
昭和53年2月15日初版発行

サテライト・オペレーション
集英社・集英社文庫 32-B
昭和52年12月30日初版発行

さよならジュピター 上・下
サンケイ出版
昭和57年4月10日初版発行(上・下共)

SF魂
新潮社・新潮新書 176
2006年7月20日初版発行

2018年12月10日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ホラー映画資料本 コレクション

■ホラー映画資料本 コレクション
 SFや特撮といった映画の流れでホラー映画に関する資料もいつのまにか増えていた。
 最初に買ったのは『シネマティック・ヴァンパイア』だったろうか。吸血鬼映画を網羅している感があって書店で目にしてすぐに購入したと思う。
『ゾンビ映画大事典』も同じような流れだったが、特にゾンビ映画が好きというわけではなかった。
「ぴあ」で刊行した『ホラー・ムービー究極大鑑』はホラージャンルの映画を俯瞰できて良かった。

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シネマティック・ヴァンパイア 吸血鬼映画B級大全
ジョン・L・フリン
フィルムアート社
1995年10月10日初版発行

ゾンビ映画大事典
伊東美和編著
洋泉社・映画秘宝コレクション24
2003年3月19日初版発行

ハマーフィルムホラー・ファンタスティック映画大全
梶原和男編著
洋泉社・映画秘宝コレクション23
2002年12月25日初版発行

カルト映画館*ホラー
永田よしのり編
社会思想社・現代教養文庫 1579
1995年9月30日初版発行

図説モンスター 映画の空想生物たち
石田 一
河出書房新社・ふくろうの本
2001年7月30日初版発行

図説ホラーシネマ 銀幕の怪奇と幻想
石田 一
河出書房新社・ふくろうの本
2002年2月28日初版発行

ホラー・ムービー究極大鑑
地引雄一監修
ぴあ・ぴあシネマニアック・シリーズVol.1
2004年10月11日初版発行

2018年12月 3日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ホラー・オカルト関連書籍 コレクション

■ホラー・オカルト関連書籍 コレクション
 SFからの流れでホラーやオカルトにも多少の興味があり、積極的ではなかったが資料的な書籍を何冊か買っていた。
『世界オカルト事典』はこの手のものとしては充実している気がして購入した。
『超心理学読本』も同様な動機だったと思う。こちらは主に「超能力・ESP」についての内容。
『ホラー・ガイドブック』は日本国内と海外のホラー作品について俯瞰したもの。国内は映像作品中心だが、海外のものは小説と映像作品について取り上げている。『ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド』は荒俣 宏の著作。
 このほか「怪談・妖怪」といった和物の関連書籍があるが、これはまた別項目で紹介する。

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世界オカルト事典
サラ・リトヴィノフ編 荒俣 宏監修
講談社
昭和63年10月15日初版発行

ホラー・ガイドブック
尾之上浩司編
角川書店・角川ホラー文庫 H93-1
平成15年1月10日初版発行

ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド
荒俣 宏
講談社・+α文庫
2002年9月20日初版発行

超心理学読本
笠原敏雄
講談社・+α文庫
2000年9月20日初版発行

2018年11月26日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■H・H・エーヴェルス コレクション

■H・H・エーヴェルス コレクション
 ハンス・ハインツ・エーヴェスは1920~1940年代にかけて活躍したドイツの作家。怪奇幻想的なテーマを当時の現代科学で解釈するようなSF的な作風で、『アウラウネ』では人工授精を扱い先進的な視点と評されるも『吸血鬼』で描いた主人公がヒトラーを予言している(『吸血鬼』の主人公フランク・ブラウンが第一次大戦後、アメリカで故国ドイツのために支援の後援会で演説するのだが、その描写がその後のヒトラーの演説を彷彿とさせる)ということと相まってナチスの人体実験に結びつけられる側面もあったようだ。
 最初にエーヴェルスを知ったのは地元の古書店の棚に並んでいた創土社の『吸血鬼』だったと思う。タイトルから怪奇小説と思い、けっこう長い時間購入を悩んでから入手し読み始めたが、予想に反して正統的な吸血鬼小説ではなかった。が、逆にそれがよかったというか、非常に面白く読めてファンになった。続いて創土社の『魔法使いの弟子』を読んだが、これもまたタイトルから受ける印象とはちがう内容でものすごく面白く、この二作に共通する主人公フランク・ブラウンが登場する『アウラウネ』を読んだころには夢中になっていた。
 とはいえこのほかの作品がない。いや実際には創土社から短篇集も出ていたのだが、これは入手できず、数年して創元推理文庫から出た『プラークの大学生』までエーヴェルスの作品を読むことができなかった。
 この『プラークの大学生』はドイツ表現主義時代に映画化されたもので、同時期に『アウラウネ』も映画化されていて、エーヴェルスはその当時けっこうな人気作家だったようだ。けっきょくナチス寄りな姿勢をとったためにその後評価されることがなく、忘れられていったという印象だ。
 邦訳では昭和初期の改造社・大衆文学全集に『吸血鬼』『プラークの大学生』がラインナップされていたようだが実物を見たことはない。同じ時期、新潮社から刊行された世界文学全集の近代短編小説集に短篇が一作収録されていた。その後昭和32年に東京創元社・世界大ロマン全集に『吸血鬼』が収録されるまで日本でも忘れられた作家だった。そして創土社の『吸血鬼』『魔法使いの弟子』、国書刊行会の『アウラウネ』となる。また世界幻想文学大系の「現代ドイツ幻想短篇集」にも短篇が収録されている。
 正直にいうとフランク・ブラウンもの三部作はものすごく面白いしオススメなのだが、その他の作品はイマイチ感がある。フランク・ブラウンものがハードカバー函入りでしか刊行されず、現在入手も困難ということを考えれば、文庫化などもして欲しい気はするのである。

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吸血鬼
東京創元社・世界大ロマン全集 33
昭和32年12月30日初版発行

吸血鬼 ヴァンパイア
創土社
1976年8月15日初版発行

魔法使いの弟子
創土社
1979年8月20日初版発行

アルラウネ(上・下)
国書刊行会・世界幻想文学大系 27
昭和54年8月5日初版発行(上)
昭和54年9月25日初版発行(下)

プラークの大学生
東京創元社・創元推理文庫帆船マーク
1985年9月27日初版発行

2018年11月19日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■吸血鬼関連書籍 コレクション

■吸血鬼関連書籍 コレクション
 吸血鬼というのは魅力的なテーマで小説やマンガ、映画などさまざまなメディアが取り上げている。またそれらを研究した書籍も多数出ている。
 ことさら吸血鬼に関する書籍を集めたということではなかったのだが、気がつけばけっこうな冊数を持っていた。
 ほかにも種村季弘の『吸血鬼幻想』『ドラキュラ・ドラキュラ』も所持しているが、これは種村の著書を取り上げるときに改めて。

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吸血鬼伝承 「生ける死体」の民俗学
平賀英一郎
中央公論新社・中公新書 1561
2000年11月25日初版発行

ドラキュラ学入門
吉田八お、遠藤紀勝
社会思想社・現代教養文庫 1418
1992年3月31日初版発行

吸血鬼伝説
栗原成郎
河出書房新社・河出文庫
1995年6月2日初版発行

吸血鬼 蘇る悪魔の戦慄
桐生 操
日本文芸社・にちぶん文庫 C-76
平成8年11月25日初版発行

吸血妖魅考
モンタギュー・サマーズ、日夏耿之介
筑摩書房・ちくま文庫
2003年8月6日初版発行

2018年11月12日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ブラム・ストーカー コレクション

■ブラム・ストーカー コレクション
 ドラキュラといえば吸血鬼の代名詞のように広く知られているわけだが、その元となったのがブラム・ストーカーの小説であり、その舞台化、映画化で広く知られていった。
 翻訳されたものはけっこう出版されているが、手元には東京創元社から出たものが三種類だけある。
 大ロマン全集から出たものは『魔人ドラキュラ』のタイトルで、これは映画に合わせたものだろう。
 その後創元推理文庫から出されたわけだが、このときは「吸血鬼」となり、なんとSFに分類されていた。
 またそれまで完訳されていなかったものが帆船マークに移動して完訳版となった。
 翻訳は三種とも平井呈一氏。
 ブラム・ストーカーの作品はこの「ドラキュラ」だけではないが、怪奇アンソロジーに短篇が収録されていたりする感じで著書としては「ドラキュラ」以外には国書刊行会の「ドラキュラ叢書」から出ていた『ドラキュラの客』くらいだろうか。

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魔人ドラキュラ
東京創元社・世界大ロマン全集 3
昭和31年10月10日初版発行

吸血鬼ドラキュラ
東京創元社・創元推理文庫SF 322
1963年12月20日初版発行

吸血鬼ドラキュラ(完訳)
東京創元社・創元推理文庫帆船マーク 502A
1976年4月16日完訳初版発行

2018年11月 5日 (月)

本棚の旅・蔵書自慢■ヴァン・ヴォクト コレクション

■ヴァン・ヴォクト コレクション

 ヴォクトの作品を最初に読んだのは『スラン』だったと思う。これはハヤカワ文庫版を人に借りて読んだ。そのあと『宇宙船ビーグル号』を読んだと思うのだが、これも借りて読んだのか「世界SF全集」を買ってから読んだのか、ちょっと記憶がない。

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非Aの世界
東京創元社・創元推理文庫SF 609-4
1966年12月16日初版発行

未来世界の子供たち
東京創元社・創元推理文庫SF 609-12
1977年7月22日初版発行

地球最後の砦
早川書房・ハヤカワ文庫SF 28
昭和46年6月30日初版発行

世界SF全集 17 ヴォクト/スラン、宇宙船ビーグル号
1968年12月31日初版発行

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